世界のあっちこっちの状況が不安定になってきた。自然災害の多発で多くの人々が苦しんでいる。ウクライナ以外にイスラエルも戦争状態になってきた。中国がいつ台湾侵攻を開始するのか・・・も気になることである。
中国国内の状況も気になること。中国国民の多くが政府に不満を持ち始めており、民衆による「白紙革命」などの動きが、(ニュースに流れていないだけで)なくなったわけではなさそう。なによりも、習近平自身が民衆の反政府運動の動きが高まっていくことを警戒している。その状況は、石平氏の指摘に納得できましたので、理解できました。
以下、石平氏のネット情報のコピーです。参考に読んでみてください。
【 民衆を動員して群衆の粛清にあたらせるというやり方は、「これが中国経済大崩壊への回答なのか、習近平政権が『国内大暴動』に備え、民兵組織・人民武装部設立ラッシュ」で取り上げた民兵組織再建の動きとも一脈通じている。「楓橋経験」の推奨とはすなわち民衆を使って民衆を監視・抑圧するシステムの構築であるが、その一方、人民武装部設立と民兵組織再建の意図はずばり、民衆を使って民衆を鎮圧することにあろう。 そしてそのどらちも、民衆による広範囲の反乱の発生を想定したものであるが、政権がこういうことに備えてさまざまな対策を急いでいること自体は、まさに中国という国はこれから、「天下大乱」の時代へ突入していくことの前兆ではないのか。 】
以上、石平氏のネット情報の一部、コピーです。
習近平は、毛沢東が過去に実施し成功した「楓橋経験」=「民衆を使って民衆を監視・抑圧するシステムの構築」を急いでいるようである。急いでいるということは、国民(特に若い人たちで、仕事を見つけることができない人々)の不満がかなり高まっている兆候なのであろう。公に発表されている失業率は20%ぐらいだが、実際の若者たちの失業率は50%もあるらしい。働くところがなく、当然収入もなければ、不満は習近平政権に向かうに違いない。
習近平はそのことをよく把握しているのである。民衆を使って民衆の動きをいち早く監視し、抑圧することができなくなったら、台湾へ侵攻し、国民の関心を「台湾問題」に切り替えさせるのであろう。
現在、日本の原発処理水問題に国民の関心が向くように、しつこくしつこく情報操作しているが、いつまでこの効果が続くのだろうか。中国国民の半数ぐらいは、そろそろ「政府の言いなりの動き」をしなくなるかもしれない。政府の言いなりの動きをすることによって、「点数」が上がるようなので、点数稼ぎができなくなったら、行動に変化が起こるであろう。中国の国民の半数ぐらいは、政府の言いなりになったふりをして、「点数稼ぎ」をしているとのことである。ちなみに、点数稼ぎをしておくと、生活しやすい国だから。さらに共産党員になれるとのこと。現在、共産党員は1億人足らず。(まだ13億人以上は、共産党員になれていない。)
さて、中国の情勢によって、日本はかなり影響を受けますから、注視していきたい。
しばらくは、台湾侵攻の動きはなさそうに思うのですが・・・ はて?
(*前ブログの正解は「にんじん」の発芽でした。)