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[トリプトファン]食生活について語ろう

2023年04月10日 | 美容ダイエット

・トリプトファンTryptophan とりぷとふぁん
  蛋白質の合成に必要な、苦味がある、必須アミノ酸(不可欠アミノ酸)8種の一つとして存在する。1901年に英国のホプキンズによって牛乳のタンパク質カゼインを加水分解することで発見している。

とうもろこしを主食とする民族に見られたペラグラ(皮膚炎・胃腸障害・精神神経症状)は、トリプトファンが不足して、ナイアシン(ニコチン酸)の生成ができなかったことによるものといわれる。

タンパク質中で最も少ないアミノ酸であるが殆どの食品に微量ながら含みトリププトファン60mgよりビタミンB群のひとつといわれるニコチン酸を1mg産生する。動物性タンパク質に0.4%、植物性タンパク質に0.1%含むとして計算している。

小麦、米、あずき、大豆、魚貝類、蓄肉類、卵、牛乳、バナナ、カゼイン・粉末状大豆蛋白(1100mg/100g)、ゴマ(370mg/100g)、豚・牛の肝臓(290mg/100g)、納豆(240mg/100g)に多く含む。

セロトニン、メラトニンMelatoninの原料となりチロシンとともに神経機能調整する機能を有し精神安定、安眠、鎮痛作用がある。過剰摂取と過剰症は、肝臓で脂肪の変化を起こし、肝硬変を招く恐れがあるなどが挙げられる。

 

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