・レシチンLecithin れしちん
動植物の細胞にリン脂質のひとつで特に脳、神経、肝臓に情報伝達物質、細胞膜の構成成分として存在する。
動植物の細胞にリン脂質のひとつで特に脳、神経、肝臓に情報伝達物質、細胞膜の構成成分として存在する。
グリセリン、コリン、燐酸、脂肪酸のエステル結合(アルコールと有機酸〈脂肪酸〉が結合し水がとれてできた化合物)したものをいう。レシチンは約150年前にGolbeyにより、卵黄と脳から初めて単離され、ギリシャ語のLekitos(=卵黄)という言葉にちなんでLecithinと名付けられた。ギリシャ語で、卵黄を意味するレシトース(Lekithos)からの語源としている。常用名としてホスファチジルコリンPhosphatidylcholineをレシチンということもある。
卵黄、肝臓、大豆に多く含み乳化力が強いので乳化剤として大豆レシチンが多く用いられる。レシチンの腐敗分解によって魚臭のもとになるトリメチルアミンを生じる。
脳の活性化、抗酸化、乳化作用があり脂肪の代謝に関係する。
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