・藻屑蟹Japanese mitten crab もくずがに
モクズガニ科(イワガニ科)、日本では東北以南各地の河川、河口(汽水域)付近に生息し、甲羅が丸みのある四角形で5、6cm、重さ150gの黒っぽい色をしている。特徴として、はさみの基部の脚に柔らかな長い毛が生えている。寄生虫(肺臓ジストマ)の危険があるので生で食べることはしない。
モクズガニ科(イワガニ科)、日本では東北以南各地の河川、河口(汽水域)付近に生息し、甲羅が丸みのある四角形で5、6cm、重さ150gの黒っぽい色をしている。特徴として、はさみの基部の脚に柔らかな長い毛が生えている。寄生虫(肺臓ジストマ)の危険があるので生で食べることはしない。
近年、乱獲・水質の悪化・河川環境の変化などにより漁獲量が激減してきたことにより人工で産卵させ体長5mm程度の稚ガニが5月頃に放流するところも見られる。
産卵期の秋には海に下り9月~11月を旬とする。塩焼きには串刺しに、ゆでるときは水からゆでるようにする。生きたまま火にかけたり、熱湯に入れるとると自切(じせつ)といって、足がばらばらと取れてしまう。他にカニ味噌が美味しくカニ汁、かに飯にしている。
上海蟹(チュウゴクモズクガニChinese mitten crab)がこの種のもので同属異種という。上海では、ネギと生姜をきざんだ紹興酒(しょうこうしゅ)に漬けて蒸したり、カニ味噌入りのフカヒレ姿煮の高級料理がある。
100g中にエネルギー63cal,水分84g,蛋白質13.9g,脂質0.4g,炭水化物0.1g,灰分1.6gを含む。
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