・波羅蜜Jack fruit ぱらみつ
クワ科、インド原産の熱帯性で英名ジャックフルーツとも言う。インドネシアでナンカと呼ばれ東南アジアを中心として中南米でも栽培する。沖縄で夏から秋に掛けて少ないながら収穫している。
インドでは5月〜9月、タイやフィリピンでは4月〜8月頃でインドネシアでは一年中収穫している。
20~30mに達する常緑高木、果実は、長さ20~80cm、直径30~40cm、重さ10~50kgの長円形で、世界最大の果実とも称される。果皮は全体にイボのような細かい突起に被われて熟すと緑色から褐色変わりやわらかになる。
幹や太い枝からから直接果実が直接垂れ下がっている。果肉は房ごとに分かれひとつの大きな種を持つ集合体で集合果と呼ばれる。
多汁で黄色の果肉が特有のパイナップルのような香りで、甘味が強い。生食、砂糖漬け、乾果として利用されている。未熟なものは野菜として料理に、種子は栗のようで、でん粉質で焼いたり、煮たりして食用とする。
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