・スナップエンドウSnap pea すなっぷえんどう
マメ科、エンドウと同じ品種でアメリカで栽培していたものが1970年代日本に導入している。若さやがかなりの大きさまで莢、豆がやわらかく食べられる。海外から数多くの珍しい新野菜が市場に出回り、スナックエンドウなどの名前で呼ばれていたが、昭和58年(1983年)に農林水産省が統一名称を定め、スナップエンドウと呼ぶことにした。
12月より翌年1月に種まきして3月にスイトピーに似た可愛らしい白い花をさかせ、5~7月に掛け収穫し旬とする。ハウス栽培も行なわれ7~15cmにも成長し初夏の野菜とし重宝する。寒冷地では、3~4月に種まきし7~9月に収穫する。莢用とシュガーピース(しわだね種のグリーンピース)の性質を合わせもっており、豆が熟しても莢が柔らかく歯切れのよさは欠けるがふっくらとした肉厚で甘味がある。両側のスジを引いて取り除き炒め物、さっと軽く茹で、シチュー、サラダ、つまみとする。
スナップエンドウは100g当たり、ビタミンB1[代謝促進作用]:0.13mg、ビタミンC[コラーゲン生成]43mg、たん白質[体たん白質の合成材料]2.9g、サヤエンドウは100g当たり、ビタミンB1:0.15mg、ビタミンC60mg、たん白質3.1gと成分的にあまり大きな違いがみられない。
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