・食物連鎖Food chain しょくもつれんさ
生態系の中で食べる(捕食)ものと食べられる(被食)ものとの関係で結びついている連鎖的つながりのこと。
1927年にイギリスのエルトンC.S.Eltonによって動物生態学Animal ecologyのなかで初めて自然をピラミッドの体系として明らかにし用いている。食物連鎖の底辺には、一般に自家栄養生物(独立栄養生物)の植物があり連鎖の上位に他家栄養生物(従属栄養生物)の動物がいて、その頂点に人が位置している。
例えば植物プランクトン→動物プランクトン→いわし→かつお→人となる。生物の死後には、地中の微生物によって二酸化炭素やアンモニアなどの無機物となり植物の栄養素として取り入れられる。
一般には、上位の動物ほど数が少ないとしているが、人為的な行為が入ることによってその体系は脅かされ破壊がはじまっている。
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