[三島おこぜ]食生活について語ろう

・三島オコゼJapanese stargazer　みしまおこぜ
　　シマオコゼ科、本州と朝鮮半島南岸、沿岸の浅いところで水深30～250mまでの砂泥底に分布する、紡錘形で背に小紋状の模様がみられ背鰭は２つで擬鎖骨棘(ぎさこつきょく)が太く長く、鱗が細かい全長30cmになる海産魚。

オコゼと名に付いているがオコゼ目ではなくスズキ目に分類する。 背中の斑紋が陶磁器の三島焼きに似ていることからなずけられたとの説がある。

アンコウのように頭部は大きく上に向いて大きく開く口、 しゃくれた面相に特徴がある。体表面には網目状斑紋で灰褐色をしている。

日中は砂の中に体を潜らせ、両眼は頭の背面にあって上方を向き、口と目だけを出して通りかかる小魚などを待ち伏せし餌をえている。

船釣り、底引き網などで、とれることがあるが鮮度落ちが早く、あまり人気がなく安く取引される。身は透明感のある白身であるが、やや水っぽい。

旬は冬で主に、煮付け・唐揚げ・鍋物 練り製品とする。鮮度のいいものでは、昆布〆として鮨ねたとすることもある。

 

 

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