・木耳Jews-ear きくらげ
キクラゲ科、世界的に温帯の広い地域に分布、主に日本と中国で食用とし日本では、鹿児島県、沖縄県での生産量が多い。
市販の乾物の多くは、中国からの輸入に頼っている。クラゲに似ていることから「木水母」と書くこともある。暖地に分布する、あらきくらげは、うらじろともいい表面が灰白色でうぶげが多く商品価値が劣る。
広葉樹(ぶな・なら・けやき・ぐみ・にれ)の枯れ木、倒木(とうぼく)に春から秋の3~10月にかけて収穫、旬とし、人工で、おが屑栽培もしている。
長径5cmほどで耳の形をして肉質は、ゼリー状でこりこりとした食感がよく多くは、暗褐色のきのこで主に乾燥されたものを市販する。
水に浸して戻してスープ、白和え、酢のもの、炒め物に利用する。中国料理で主に使われる事が多くムウアル(木耳)と称する。
食物繊維(茹でて20g[乾物約2g]:1.04g)、ビタミンD(茹でて20g[乾物約2g]:2~8μg)、ミネラルを多く含む。漢方で結核、痔、潰瘍、婦人病に利用していた。膠質(こうしつ:寒天質)が不老長寿によいとして白木耳(シロキクラゲ科)を中国で別名銀耳(インアル)といい黒木耳より珍重している。
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