10月4日を104で、語呂合わせからイ(1)ワ(0)シ(4)と読んで、大阪府の多獲性魚有効利用検討会(現在の大坂おさなか健康食品協議会:いわし普及協会)が1985年(昭和60年)に、制定しています。
大阪湾でイワシ類が大量に漁獲できる、安くておいしい身体に良いイワシのもつ特性を府民に知ってもらう、さらには豊かな海を愛し・育む心を育て、水産資源の有効利用について認識を新たにするため、イワシをもっと食べてもらおうと提唱していました。
・鰯Sardine いわし
カタクチイワシ科(かたくちいわし)、ニシン科(マイワシ・ウルメイワシ)と、種類は、違うがほぼ年中出回る。古くから食料とし日本全国、主に太平洋岸で捕獲され大衆魚とし親しまれてきた。鰯は、大衆魚として最も漁獲高が多く、魚全体の1/4も占めるとさえいわれていたが、乱獲により減少傾向を示している。食料よりも、主に飼料(養殖魚の餌)、魚油の加工用に回されている。
カタクチイワシが最も多く水揚げがあり、傷みが早いが一番の安値で脂肪12.1%と多い。骨もその場で焼いて食べられるのでカルシュウムの摂取にもよい。一般に身が柔らかいので手開きで調理される。
マイワシは、和洋中華それぞれの料理法がある。関東以南の海域に多く生息する。
ウルメイワシは、主に四国、九州の温暖な海域に多く生息しており鰯の部類では比較的脂肪が少なく4.8%で主に干物として利用している。
サーデンペプチドSardinePeptide[バリルチロシンValyl-tyrosine:バリンとチロシン]の血圧を正常に保つ作用のあること、鰯酸には、EPA・DPA(血中コレステロール低下作用)、DHA(ドコサヘキサエン酸・脳細胞の活性化)を多く含み注目している。
EPA、DPA、DHAは、非常に酸化されやすく 健康食品として出回る。精製されたEPA、DPA、DHAの中には、精製する過程で酸化してしまい効力が発揮されないものもあるので信頼できる製品を見分けることが求められる。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。