・システインCysteine しすていん
皮膚に多く含み含硫アミノ酸のひとつとし存在する。メチオニンがあると体内で合成でき遊離の状態では不安定で酸化によりシスチンにかわる。中性で水に溶けやすい。タンパク質の成分とし存在している。小麦粉のグルテン形成の粘性に関わる作用をもつ。
紫外線より肌を守りシミ、ソバカスの原因をつくるメラニン色素の生成を抑制、保湿、肝機能改善、解毒作用を有する。平成26年4月、東北大学の研究グループがアミノ酸の一種である「システイン」に硫黄 が過剰に結合した「活性硫黄物質」が、活性酸素を消去する強力な物質で体内細胞の酸化を防ぐ主要な物質とし機能していることを突き止めている。
活性硫黄物質は、脳、心臓、肝臓などあらゆる臓器に、また正常なヒト血液中にも豊富に存在し生体内における活性酸素の働きをコ ントロールする因子であることを報告している。この研究で、様々な疾患の予防や治療法の確立に期待がかかる。
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