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日常と日記
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クラシカロイドのカレンダーもう飾っちゃう

2018-02-09 | クラシカロイド
クラシカロイドのカレンダーなんだけど、
11月まであの好きな絵を飾らずに我慢することに意味はあるのか、と思いまして。
一昨年に思い切った断舎離をして比較的空間の多い我が家なんですが
西日の差さない方の白い広い壁にそれだけをシンプルな額に入れて配置しました。
ときどき見ては、すっと絵の中に入っていろいろと物語を考えて楽しんでます。

原画の展示とかあれば行きたいな
土林誠さんのいろんな絵とそれらのいろんな解説が読みたい。この作家の紡ぎだす絵の全てに謎がちりばめられてるから。
観る人に楽しそうに挑んでくる感じ。ヒントはあげるけど後は自分で考えてね、って。イイ。ほんと好きです。世界に浸りたい。


奄美大島に田中一村美術館っていうのがあります。
沖縄と違って奄美の空はちょっとだけ灰色ががっててその下にある美術館は外から見ても中から見ても美しく清潔で、
南国でふわっと暖かいのに淋しさを感じる場所です
ああいう場所に展示されてる11月が見てみたい。

この絵の静かな孤独はなんでしょう、色合いはとても鮮やかなのに。孤独だからこその強い安らぎもある。
胸が苦しくなります。ちょっと哀しくなるのに微笑んでしまいます。そしていつまでも眺めてしまうのです。
いつか謎が解けるのでしょうか。