ケイト・モートンの「湖畔荘」上巻読み終えた。過去と現在三世代が交わっては離れるミステリー。
アリスは70年前何をしたの。知りたい。ベンはどんな風にかかわったの。
館のミッドサマーパーティで弟に何があったのーーーーもしかして? 乳母怪しいのはミスリード?
で謎は深まるまま下巻に続く。
下巻を読んだら全部解決するはずなんだけど。
ケイト・モートンは読み終えたらいろいろ考えてしまって日常に戻りにくくなるのを忘れてた。
時代や背景に身をゆだね館の中や湖や庭園を、船着場などを走り回ってしまうんですよ。頭の中で。
「リヴァトン館」はなかなか現実に戻れなくてちょっと困った。
メイドになって銀のスプーン磨いたり美しいお嬢様の着付け手伝ったり、
夜屋根部屋のベッドの中で隠し持ってきたシャーロックホームズをこっそり読むのです。
執事見習いの彼と目と目で会話したりとか。パーティの残りのお菓子を噂話しながら食べたりとか。
しばらく楽しく夢想してました。
とても好きな作家なんだけど、私土曜日はすっごく大事な用事が17:35からあるんですよ。
ぼんやり見てはならぬものなんです。
血走った穢れた目で余さず凝視する必要があるんです。
コーンウォールやロンドンの素敵なお屋敷に魂を置いてちゃいけません。
何故上巻に手を出した私。病院の待ち時間のせいか。選択をミスりました。
ただここ数日ずっと滾ってたせいか、血小板の数値ちょっとだけ上がってました。
血沈も減ったし貧血もなかった。
ていうか、クラシカロイドにふつふつと発狂しはじめてからなんか体調いい。
薬減ったよ嬉しいな。
てなわけで下巻は週明けまで封印します。クラシカロイド楽しみます。ドボちゃんにたくさん会えるしねーー。
明日はFPもあるしね。ひとつずつ大事に味わいたいと思います。