sanaeおばば日記

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子育て孫育てで成長?今は孫達の成長を見守っているオババです

2月9日(土)母

2013-02-09 09:20:33 | 思い出
寒い!(昨日よりはましだけど)

昨日の電話で

      母が具合が悪かったようで・・・
検査をして たいした事はなかったようですが それなりに・・・
(聞いたこともない弱音を・・・・)

そういえば 私の思い出の中に母が出てきてないな~
(まだ元気だし わざわざ書くのは 恥ずかしいな~と思ってしまって)


子供の時から
  (父を早くに亡くし 母(祖母)は身体が弱く 私も体が弱く)

 一人で一家を背負ったような男勝りの生き方をしてきた人でした
(気が強くて 口が悪くて 女の人にしておくにはもったいない(笑)位)

泣き虫で 気の弱い(今の自分を見てると本当は強かったかも・・・)私は

前向きの言葉でどれだけ助けられたことかわかりません


今月は長男の亡くなった月なので
         その時に立ち直れた 母の言葉を書いておきます


息子は 生きていれば36歳(年男)です

子供が出来たとわかって直ぐに
        突然の転勤の辞令(前任の方が具合が悪くなって)
主人は忙しいし 一人で何もかも・・・

1泊2日間 車で走って

着いた途端に
                主人が緊急の仕事で帰れず
一人で 何もかも


知らない土地で まだ知ってる人もなく

1歳半の次女をおんぶして 3歳の娘を連れながら
いろんな手続きをしにバスで


お昼も過ぎてお腹も空いてきて

でも 主人もいないのに 外食をするという習慣がなくて(古い考えです)
家まで頑張って

次女を背中からおろした途端に出血

保険証もまだないし
病院も休みの日で

どうしていいかわからずそのままで過ごし

 次の日に 主人と病院に

その後 少しは不安ながらも
「絶対男の子で 流産しなく儲かったなんて・・・」言いながら

 予定日まで過ごしました

誕生しましたが

風邪をひいただけでも亡くなってしまうと言われました

私は病院で 家族みんなバラバラの生活になりました
(バラバラの生活が 一番つらかったです)

9が月で 亡くなりました

立ち直れなくて 

自分の手のひらばかり見ては

主人や娘達もいるのに
「私には何もなくなった」と

一人だけで死なせてしまった後悔が・・・

おかしくなっていた私に

母が

「○○は出血した時に亡くなったいたんだよ

ただ 私○○の性格からして 主人や転勤を恨み 何をするかわからない」
だから 私が あきらめられるまで 生きていてくれたんだよ」と

「私に自分の姿を見せに 会いに来てくれたんだよ」等


自分ばかりが 不幸だ 思っていた私は 

心配したり心を痛めてくれている 主人子供家族等 まわりの人達の事を忘れて
悲劇の主人公になっていた事に気が付きました


それでも 気持ちにムラがあって
         立ち直るには相当な時間がかかりました
(私の手がよその子供さんを触ると 亡くなりそうで よその赤チャンを触る事が出来ませんでした)


亡くなった長男も 近頃は夢にも出てこなくなりました
(今晩あたり出てきたりして

母の事は まだまだ元気だし 書くのは 気恥ずかしいですが
 いっぱい助けられた中の一つだけを書いてみました








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