遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

札幌オーギリング『アミュージングエレクション』

2016-07-30 21:00:27 | レポート

2017/7/30

オーギリングは、物語のある大喜利イベント。

土日興行の一日目。

人気投票の上位者がほぼランダムでチーム分けされるので、ストーリー性は薄め。

オープニングは、人気投票が逆に振れた最下位二名のシングルマッチ。

ふーみん選手のすべり芸が凄まじく、眼が離せなかった。何を言っても漏れなく微妙な空気にしている。

メインは菊池旭vs三上翔のシングル。

先輩の菊池選手が、後輩の三上選手のパフォーマンスや回答を次々と横取りしていく。

ポイントを奪うか回復するか選べる形式で、一切回復を選ばずゴリ押ししていく。

ヒールらしく後輩を潰しに行く姿勢が、ストーリー性薄めの興行全体を引き締めていた。

あと、毎回思うことだけど、リングアナの佐々木琥太朗さんの読み上げがすばらしい。

可能な限り続けほしい。

※雑多。

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札幌オーギリング『サードアンサー』

2016-06-04 00:05:28 | レポート

2016/6/3

単なる大喜利イベントにとどまらず、物語が線になってきたオーギリングの2周年興行。

何はともあれ、1~2ヶ月に1回くらいの公演ペースでここまで続けてこられたのがすごい。

コンカリはやっぱり見やすい。手間はかかるだろうけど、定期的にやってほしい。

イタリア軍団が勝てないことをきちんとネタにしている。

ロシア人の彼の対戦者が気の毒。

ヤマーヤを見送る川井J竜輔さんのスピーチが抜群。

ごく一部の成功した人、失敗した人、両サイドを知るからこそできる大人の激励。

遠いけど、また潤沢に行かなければ。

試合が進むにつれて、選手のギミックが減っていく一方、実力者度合いの増していく感じが、興行として美しい。

タイトルマッチは、王者の中島選手が勝ち逃げ決定。

二度目のドロー防衛というところに、かえって安定ぶりを感じさせる。

「真夜中のハーリー&レイス」か。

※タイトルマッチ。お題のこの混沌ぶりで大喜利できちゃうのがすごい。

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CHIKAKO OOTSUKA WORKS 5 in cafe vivid life

2016-05-20 00:01:17 | レポート

2016/5/19

エンプロの旗揚げから情宣でお世話になっている大塚ちかこさんのイラスト展。

会場の「cafe vivid life」は、コーヒーとシフォンケーキのおいしい喫茶店。

店内は、ブラウンが主体で、赤を差し色にしている(と店長さんに聞いた)。

どちらかというと落ち着いた雰囲気。

そこに、普段より色彩あざやかにした大塚さんのイラストが映える。

ひとつひとつのイラストに店名のロゴを組み込んでいるところが、さすが気遣いの人。

ちなみに「vivid」は「躍動的な」「鮮やかな」という意味。

過去のエンプロ公演のフライヤーをコラージュした作品もあって、数少ないエンプロのファンは必見かも。

ギャラリーではないので、カフェとしての営業を邪魔しないように展示されている。

お店はお一人で運営されているそうなので、見に行く時は時間の余裕をもって行くとよさそう。

ごちそうさまでした。
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「第2回えべおつ丘陵地マラニック」

2016-05-16 05:12:15 | レポート

2016/5/15

・マラソンとピクニックでマラニックらしい。

・いちおう歩かず走る気だったので、「アスリート部門」という自分には相応しくない部門にエントリーをする。

・滝川駅から送迎バスに乗って会場の丸加高原へ。会場に近づくと昇り降りが増え、確かに「丘陵」という感じ。不安になる。

・名物の菜の花畑はほぼ緑。ちらほら黄色。

・どんな山の中かと思っていたら、「丸加高原伝習館」というちゃんとした施設があって、荷物預かりや屋内で着替えが出来たりする(更衣室はなさそう)。

・出店もあり、地元松尾ジンギスカンが目を引く。

・着替えも終わり、開会式5分くらい前になったところで、iPhoneに異変。画面が真っ暗になっている。

・買ったばかりの充電器をつないでもびくともせず。

・購入直後と同じ症状。そのうち直るかもしれないが、しばらく直りそうもない。

・腕時計はないので、ペースも時間もわからない状態で走ることが確定。

・暗澹たる気持ちでスタートするが、走っていてもピクニック感があって、みんな楽しそう。

・なんとかその空気に同化しようと景色を眺めながら進む。

・最初の4kmはキロ6-7分ペースでまとまって走るルールがあって、その間、ほとんどストレスがない。

・トレイルラン(未体験)みたいなのも一応想像していたが、そこまで強烈なアップダウンはない。

・コースは変化があって飽きない。いい感じの沼もありわくわくする。

・コース途中のほうの菜の花畑は五分咲きくらいか。きれい。

・ガイドスタッフのかたにペースメーカー役になってもらって8kmまでゆっくり走る。

・「振り返りビューポイント」看板のアイディアもいい。振り返るとどこまでも続く一直線の道路だった。

・距離表示がほぼ1kmごとにあるのがほんと助かる。

・給水所も多く、各給水所ごとに「おみやげ」が用意されている。スタンプラリー感覚だと思えばいいのかも。

・さらにゴールすると、コーンスープとジンギスカン盛りがもらえる。地元の方々の協力意識が高い。

・iPhoneのストライキだけが悔やまれる(すべてこちら側の責任)が、いい大会だった。

 

スタート(ゴール)はこんな感じ

「おみやげ」たち。用意したリュックにこれらを入れて走った。不思議な感覚。 

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シアターS主催『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 MovieNEX発売記念スペシャルイベント』

2016-05-04 21:47:10 | レポート

 

スター・ウォーズ/フォースの覚醒 MovieNEX(初回限定版) [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社


2016/5/4

MAY THE 4THはスターウォーズの日だそうだ。

DVD発売記念イベントに当選した。

まず司会のSTV黒岩アナと小笠原アナがコスプレで登場し、ゆるい殺陣を披露。

ゆるくても暗闇で光るライトセーバーはかっこいい。

グッズ抽選会には当たらず。残念。スマホでコントロールできるBB8ほしかった。

そのあとはDVDの特典映像の上映会。確か69分だったと思う。

あらためて見てもレイ(デイジー・リドリー)がりりしいい。ヒロイン顔。

レイとクオータースタッフとの組み合わせ。

ライトセーバーもいいけど、レイはこっちの組み合わせほうがかっこいい。

フィン役のジョン・ボイエガ。オフショットでは完全にファン。

セットの大掛かりさも素敵だし、作り手側の伝説的な作品に参加できる喜びが伝わってきて感動する。

※「MAY THE 4TH」のピン止めかっこいいけど、使い道がない。

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札幌オーギリング 「札幌オーギリング公演&オリジナルプロダクト販売」(ススキノナイトマーケット)

2016-05-02 00:07:17 | レポート

2016/4/29

ノルベサ3階。

開場前から行列が出来ていたり、若い女の子たちが愛想を振りまいているのを見て帰りたくなる。

オーギリング以外にも怪しげな展示やパフォーマンスをやっている。

かつての「おしゃれ廃墟」感がなくなってなによりだが、明らかに場違いなところに来てしまった。

それでもオーギリングはいつもの感じで始まる。実況の安心感は相変わらず。

ただ、大喜利をするには他のイベント音が大きすぎて、演者の声が九割くらい聞き取れない。過酷。

そんななかでも「懲役5分の罪とは」のお題に「午後の紅茶を午前に飲む」で、他愛なく笑ってからは、前のめりで楽しめた。

多少条件が悪くても場に応じた回答ができるかが、演者の腕の見せどころ。

ただの悪所ではないということか。奥が深い。

あと、ススキノナイトマーケット限定のベルトがかっこよかった。

ススキノナイトマーケット詳細→http://www.norbesa.jp/culture/susukino-night-market-3732.html

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「足立美術館所蔵 横山大観展」

2016-04-18 00:44:30 | レポート

2016/4/17

横山大観は言わずと知れた近代日本画の巨匠。

これだけの格の人の作品をまとまって見る機会はそうそうないだろうと、1時間くらいかけて楽しむ。全50作品。

いきなり有名な『無我』が展示されている。

よく教科書などで見かけるイメージだったけど、30歳手前の若手の頃の作品だった。

ごく初期の作品を代表作のように扱われるのは本人としてはイヤだったんじゃないのかな。

絵の知識はないので、基本的に自分の好みと向き合う感じになる。

小動物との組合せ編もかわいらしかった(というか、そのまわりの植物の描き方)けど、一番好みだったのは『春風秋雨』という屏風絵。二曲一双。

二種類の絵を左右に並べて物語性を出す。

どちらもきれいな木と花の絵で、左右で春秋、明暗を表現していて一目でかっこいい。

発表順に並んでいるので、戦争前後の変化の有無なんかも興味深く見ることができた。

※屏風絵の基本的な見方はこのサイトがわかりやすかった。→滋賀県立近代美術館公式ブログ『屏風を鑑賞するための基礎知識(1)』

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日本工学院北海道専門学校 卒業・修了制作展「COLORS」

2016-02-18 20:26:36 | レポート

2016/2/18

ちかほの通りすがりに覗いてみる。

まず派手なイラストが目に入ってくる。

ほとんど商業レベルからそうでもないものまで幅広い。

北海道各都市を擬人化した「どうぎじ」。

ツイッターなんかで似たようなのは見るけど、よくできていた。

全体的に「中二っぽい」と言われればそうなんだけど、実際にはそう言われても折れなかった人が残るんだろうなーと思う。

芹川瑞奈さんのイラストが感じよかった。

身振りだけでレゴのショベルカーを動かす機械、ドローンの目線になれるゴーグル、自然災害シュミレーター、ホテルの予約管理システム、硬軟そろっておもしろい。

手作りゲームがたくさんある。ほのぼのしてて懐かしい感じ。

美術ではなく技術の集まり。

そういうのはまったく素養がないので落ち着かなかったけど、今後も毛嫌いしないで堪能したい。

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『下品で最低 女の子の日 2日目』

2016-02-14 00:01:16 | レポート

2016/2/13

ツイッターで告知を見かけ興味をひかれる。

コンセプトがはっきりしていると、期待値あげすぎて肩透かしになることがある。

今回は、会場に入ったとたん、ちゃんとディルドーつきヘルメットが列をなしてお出迎えしてくれた。まちがいなかった。

introさんは活動の幅が広い。

お客さんは常時20人以上いて、移動に苦労するくらいの盛況ぶり。

どちらかというとエロ方面の下品。

下品なのはわりと平気なはずなのに、居心地の悪さを感じてしまうのが不思議で、展示物を鑑賞しつつ、考えつつ、うろうろする。

陰毛の指輪が一番下品で最低だったと思う。

雰囲気が明るく、お客さんと展示者側が結構密にコミュニケーションをとっている。

そういう方々を眺めているうちに、下品で最低なのは大丈夫なんだけど、朗らかで社交的なものを全く受け付けない自分に気づいた。

部分的に自分探しに成功したので、収穫はあった。

※会場に置いてあった「字展」(こっちもおもしろそう)のDMと一緒に。

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劇団柿喰う客『変身』(高校生のための演劇プロジェクト)

2016-01-26 23:36:00 | レポート

2016/1/26

観劇三昧。三人芝居。50分。

『山月記』から始まって『羅生門』『変身』、最後は「胡蝶の夢」の故事でしめる。

名作文学を三人の役者が語り倒す。

羅生門の下人も変身といえば変身なので、ひとつのテーマに沿った文学を並べている。

単に高校生でもわかる作品を寄せ集めたようにも見えるし、作品の取捨選択に表現があるようにも見える。

考え出すときりがないところにうまく着地している。

それにしても、語りの圧が強い。

ある程度の尺の話であれば、緊張感にメリハリをつけるのが普通だし効率もいいと思うけど、そういう軟弱なことはしない。

押し引きじゃなくて、押して押して押す。

スマートフォン視聴なのでそうでもなかったけど、リズムと圧が強すぎて、無防備に見ているとうっとりを通り越して恍惚状態に陥りそう。

現場の高校生は大丈夫だったんだろうか。

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