ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男 | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
2016/10/30
「枯れた技術の水平思考」で有名な任天堂の横井軍平のインタビュー&解説本。
最初は拾ってもらうようなかたちで任天堂に就職。
花札に使う糊の攪拌機を修理したりしていたが、その後、マジックハンド、ゲームウォッチ、光線銃、ゲームボーイと次から次へとヒット作品を開発する。
ゲーム機の高技術化には付き合わず、すでにある技術を利用する考え方は、DSやWiiにも受け継がれ、今でも任天堂の精神的な支柱になっている。
「ゲームを売る時には小さな実用性をつける」という話も参考にしたい。
よく考えるまでもなく、既存の技術を使って面白いことをするというのは当たり前のように思える。
それでも、一部のゲームでは、おもしろさに直結しない絵柄の綺麗さばかりハイスペック化していることもある。
こういうことは、長く続けていると見えにくくなってしまうものなので注意したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます