・堀井美香さんとジェーン・スーさんが語らうポッドキャスト番組「オーバー・ザ・サン」の公開イベント。配信チケットで視聴。
・ほぼ二人の会話とリスナーからのメールだけで毎週毎週1時間前後のエピソードが配信されている。
・親戚のおばさんたちの話を聞いているような安心感とは裏腹に、それぞれの固有スキルに基づいたモノの見た方や生き方にいちいち発見があって楽しい。
・でも、聞き終わるころには全部忘れちゃってるくらいの軽さ。ストレスがない。
・媒体が媒体なのでもっとこじんまりとしたイベントかと思っていたら、本会場の東京を含め、ライブビューイングで全国八か所同時中継。
・ステージは回転するし、ミラーボール、派手なかきわり、演出効果もろもろ豪華。
・普段は暗く人気のない通勤退勤路のお供として本ポッドキャストを聴いていたのでギャップにたじろぐ。
・正直、客席には熱心なファンしかいないだろうし、トークだけでもお客さんは満足したと思う。
・そのうえで、ここまで手間とお金をかけている。大きなスポンサーも付けて、中年らしく抜かりない。
・スーさんは、最後に映像かなにかで見た時よりも、あごのラインがくっきりしている。アスリートのように体を仕上げてきた感じ。
・堀井さんの、ライブビューイング会場めぐり。度が過ぎた行動力と虚無の表情のギャップで脳が混乱する。
・いぶりがっこポップコーン、本当においしいのかな。
・今回の話題は、2023年に起きた出来事。多額の持ち逃げに遭ったスーさんの「相手を見ることをサボっていた」という言葉が印象的。
・たくさんのお客さんが見つめるステージの上はポッドキャストの収録現場と全然違うだろうに、普段と変わらぬ安定した語り口のスーさん。
・少々舞い上がり気味の堀井さんの言動を制しつつ、気の利いた一言も忘れない。HPに芸がないなんて書いていたけど、そうは思えない。
・リスナーからのメールでは、離れて暮らしていた父と会ってきた話、乳がんを患った方、友人が亡くなった方、障害の子を持つ母親が独立して起業した話を紹介。
・膨大なメールの中から厳選されたとわかる重厚な内容。泣いてしまうのもわかる。
・最後、秋川雅史さんが出てきて番組中でヒヤスンスの歌を独唱。やはり、確かな技術を持つ人が、おかしな歌詞の楽曲を唄うのは楽しい。「だんだんどんでも良くなる〜」
・圧倒的なホーム感。推す人と推される人しかいない幸せな空間で、王道のファン感謝イベントだった。
・内容の異なる2DAYSイベント。王道の初日に対して、二日目の方がはっちゃけているっぽいのでそちらを見るのも楽しみ。
ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」
2024年1月公演『幸せの黄色い私たち』
※配信チケットの販売は2024年2月11日21:00まで。
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