遠藤雷太のうろうろブログ

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リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン監督『シュガー・ラッシュ:オンライン』

2019-01-07 00:55:16 | 映画を見てきた

「シュガー・ラッシュ:オンライン」本予告

2019/1/4

・8ビットゲームのヒールキャラが、インターネットの世界で親友との友情を試される話。

・ピクサーのCGアニメで大体のものは擬人化できることがわかったけど、本作は「インターネット」のビジュアル化に挑んでいる。

・ますます見た目の混沌ぶりに拍車がかかっている。

・ただ、お話自体は、変化を望むヴァネロペと安定を望むラルフが対立するシンプルな仕組み。わかりやすい。

・元々嫌われ者でさびしがり屋のラルフは、はじめての親友ができて、すっかり束縛するタイプになっている。

・ほんとにうっとうしいので、なぜそんな性格になってしまったのかがわかる前作は見ておいたほうがいいかも。

・「いくらゲーム脳でもオークションの仕組みくらい見てりゃわかるだろ」とか「そんなに簡単に動画で稼げれば誰も苦労ねえよ」「ゲームで稼ぐってそういうこと?」「ネット世界を終わらせるバグに素人があっさりアクセスできる件」とか、いろいろ気にはなるけど、二人のドラマとインターネットのビジュアル化を両立させて2時間弱にまとめるのはさすがに大変だったんだと思う。

・結果、イエス姉さんがかっこよかったのでアリ。

・前作でも、黎明期から最新版まで、様々なゲームのビジュアルがひとつの画面に収まっているカオスっぷりが楽しかったし、フィリックスとカルホーンの夫婦は未だに目が慣れない。

・本作での混沌ぶりの極みがディズニープリンセスたちの競演。もはやゲームあんまり関係ない。

・ディズニーのコンテンツ力をここまで荒っぽく使った作品はそうそうない。

・ガラスの靴や毒リンゴは基本武器ではないと思う。

・ネットゲームのタイアップ企画って結構あるから、ヴァネロペがああいう世界にいてもそんなに違和感がない。

・見たのは吹替版で、画面上の文字が全部日本語に指し換わっているところはとても気になってしまう。

・声優のキャスティングにかける労力の半分でいいから、画面上の文字のデザインに気を使ってほしい。字幕…というか元デザイン版が見たい。

・原題は「Ralph Breaks the Internet」。直接的すぎ。

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