遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

劇団演りだおれ『姉学』(大大阪舞台博覧会vol.2)

2016-05-08 00:29:18 | 観劇三昧:大大阪舞台博覧会 vol.2

2016/5/3

早くに死んだ母親が、幽霊として家に戻ってきて、成長した息子たちと再会する話。

設定的にウェルメイドな話が始まりそうだったけど、中盤、三男がキレて人を襲い始めたあたりから、収集がつかなくなる。

そこから妙にみんな生き生きとし始めたので、団体としての本質はアクション方向なんじゃないかと思う。

ゲームの無双シリーズみたいに、細かい理屈はいいから楽しく暴れるという感じ。

少なくともウェルメイドではなかった。

上演時間がたったの21分だったからこのバランスだったけど、120分だったら100分はアクションになるのかもしれない。

お父さんの影が薄くて悲しい。

オチの「ゴースト」は、洋画と邦画アレンジバージョンでは男女の役割が逆転してるなんて、いったいどれだけのお客さんがわかるというのだろう。

思い切っている。

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