2016/5/3
早くに死んだ母親が、幽霊として家に戻ってきて、成長した息子たちと再会する話。
設定的にウェルメイドな話が始まりそうだったけど、中盤、三男がキレて人を襲い始めたあたりから、収集がつかなくなる。
そこから妙にみんな生き生きとし始めたので、団体としての本質はアクション方向なんじゃないかと思う。
ゲームの無双シリーズみたいに、細かい理屈はいいから楽しく暴れるという感じ。
少なくともウェルメイドではなかった。
上演時間がたったの21分だったからこのバランスだったけど、120分だったら100分はアクションになるのかもしれない。
お父さんの影が薄くて悲しい。
オチの「ゴースト」は、洋画と邦画アレンジバージョンでは男女の役割が逆転してるなんて、いったいどれだけのお客さんがわかるというのだろう。
思い切っている。
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