朝早くから囀っていた野鳥も、夜明け前から鳴きだす「ヒグラシ」と、それに続く「クマゼミ」の大合唱に沈黙の毎日ですが、サマータイムで8時からですが本日は酷暑の探鳥会です。
しかし、小さな孫たち二人の面倒を見なければならないので30分から1時間程度の参加となります。
クマゼミが最高潮の大合唱の中、探鳥会が始まりました。鳥も少なく酷暑のこの時期、参加者もまばらの12-3名で出発です。
先月はたくさんのオオヨシキリが、「ギョシギョシ、ケケチケケチ」と大変賑やかだった荒れ地の萱場には、金属光沢の美しい緑青色の翅を持ったトンボで、飛ぶときにチョウのように翅をヒラヒラさせる「チョウトンボ」が止まっていました。
もうすぐ稲穂が出る気配の田んぼには、ヒエがたくさん実って頭を垂れています。探鳥会のリーダが、「こんなヒエには,昔巣立ったばかりのスズメの雛たちが群れていたのだが・・・・」。あれほど身近だったスズメも50年前の10分の1に激減した説もあります。
ここ今津の探鳥会の場所はクリークが張り巡らされていて、この時期には様々なトンボが飛び回っています。会員の方もさかんにシャッターを切っています。
「シオカラトンボですか。」と聞いたところ、シオカラではないそうです。ネットで調べたところシオカラトンボより一回り小さい「コフキトンボ」ではないかと思います。なお、シオカラに似たトンボは数種類いるとのことですが、ほとんどの会員の皆さんは自然の動植物を愛おしむナチュラリストの方です。鳥だけでなく蝶や植物などの図鑑を一緒に携えている方もたくさんいます。
田んぼの畔にカルガモの親子が見え隠れしています。ヒナは2匹しか見えませんが稲に隠れてたくさんの兄弟がいることでしょう。盛んに私たちを気にしている親になるべく急いで立ち去ります。
写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne
ここで私は近くに住む長男の家に、今日面倒を見る孫を迎えに行きます。あと次男の1歳6か月の孫娘と二人の面倒を妻と見なければなりません。
皆さんに挨拶をして今日の探鳥会は終わりです。ちなみにわたしが今日確認した鳥は
ハシブトガラス、セッカ(声だけ)、越夏個体のマガモ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ
以上たった6種類ですが、この先の探鳥ルートはメイン会場の干潟が広がります。
週末は久しぶりの夜のイカ釣りを計画しています。鹿児島から友人正喜君が一緒に釣行することとなり、再会が大変楽しみです・・・・が、誘った手前、天気と釣果が非常に気になります。
「よおついけ け ち ゆうたどん てんきやら つるっどかい わっぜ しんぱいやっど つるればよかどん」
魚釣りにおいでといったけど 天気や釣れるかどうか 大変心配です。 釣れればいいのですが。