おなかがすいてただけなんだよね（←ナウシカ風に）

おととい、保育園小学校中学校高校とずっと一緒のおさななじみであり、
おうちパン職人である琴から聞いたはなし。
琴ちゃんちには、おうち猫のはなちゃん（通称：重役）と、最近
すっかり居ついた外猫のきーすけ君がいます。
きーすけ君は琴ちゃんのお兄ちゃん子で、どんだけお兄ちゃん子かと申しますと
夕方になるとお兄ちゃんの車の駐車場に座って、お兄ちゃんの帰りをじっと
待ってるくらいラブらしいです。
だけどまあそんなきーすけ君にも、少し前から彼女ができまして

彼女は彼女でちゃんとおうちがあるらしいんだけど、そらもー毎日のように
きーすけ君ち（や　琴ちゃんちか）に通ってはいっしょに
ゴロゴロしたり毛づくろいしあったり、そらもーラブラブでなかよしなのだそう。

いつもいっしょ。

いつもなかよし。

そんなある日のこと、琴ちゃんのママンが

こーいう骨付き肉の、まだちょっとお肉が残ってたのを
きーすけ君にはい、とあげたのだそうです。

きーすけカンゲキ

はぐはぐはぐ

はぐはぐはぐはぐ

そこへいつものように、ハニーがやってきた。

でもきーすけ君、ニクに夢中。

きーすけくん、こんにちは。
それなあに？

はぐはぐはぐはぐ

お、見るとほねつき肉のちょうど片方はきーすけ君まだ食べてない。

どれ、じゃあわたしがそっちの

きしゃーーーー

たしっ






きーすけ君、左手でがっちり片方のニク部分をつかんだまま
結局ひとりで食べてしまったそうな。
その後ふたりのあいだに、深い溝ができたのか否かは未だ確認がとれておりません