
昨日の記事を書いていて思いだしたことがある。
実家ではお正月の朝、じいちゃんの方針で清酒をひとくち飲まされていたので
そのときに「なんで大人はこんな苦いものを・・」と毎年思っていたわけだが
そのときの行動について。
元旦の朝、東の方角に向かってお辞儀をして栗と干し柿とみかんと清酒をいただくというものだ。
するめもあったように思う。
この一連の所作を「年をとる」と呼んでいた。
使用例:母「づな、ぼちぼち起きて年とりな」
じいちゃん「お、づなよ。あけましておめでとう。年とったか?」
だんなさんに、前述の行事をやっていたか訪ねたところ「なにそれ?」と言われた。
あれ?全国区じゃないのか?
それにしても、お酒が楽しめる年齢になった頃には
この行事もやらなくなっていた気がする。なんか寂しい。
あ、90になったじいちゃんは今も元気。
一人でJRに乗って正月2日の高島屋の初売りに行ったりする。