だいぶ寒くなってきました。
今 coLinux が入っている PC のある部屋はとても寒いので、ネットワークを使ってこたつの上にある PC から telnet で使いたくなりました。( ssh はこのPCでは使えません ) 設定の面倒でない普通の telnetd を使うために、telnet-server をインストールします。xinetd もないので yum で一緒にインストールします。
リブートしたときは、xinetd が動作するようになっています。
telnetd を使えるようにします。/etc/xinetd.d/telnet もできています。
試す前に、/etc/hosts.allow と /etc/hosts.deny を設定します。簡単に
/etc/hosts.allow が、
/etc/hosts.deny が、
にしました。確か、「allow を満たさずかつ deny を満たすものだけを拒否する」はずです。
ここで xinetd を起動します。
うまく動いているようです。telnet を使ってみます。
動きません。調べたら、pty デバイスが足りないようです。MAKEDEV を使うのは久しぶりです。
これで試したら、まだだめで、結局
も必要でした。(疑似ターミナルのマスタとスレーブですね。)これで、/dev の下に、
ptyp0,ptyp1,...,ptypf,ttyp0,ttyp1,...,ttypf
ができました。しかし、ブートしなおすと、これらはすべて消えてしまいます。詳しく調べている暇はないので、とりあえず/etc/rc.d/rc.local に設定しました。
telnet がやっと使えて一安心です。ここから、暖かい部屋で作業再開です。
さらに、時間表示がおかしいことが判明しました。タイムゾーンをなおします。
TZ 環境変数を指定すればよいのですが、調べてみら、/etc/localtime を直せばよいことがわかりました。そこで、現在の /etc/localtime とは何かを調べてみました。
該当するファイルは、/usr/share/zoneinfo のどれかだと思います。
となって、/etc/localtime は、/usr/share/zoneinfo/posixrules であることが分かりました。
タイムゾーンを日本にするために、/usr/share/zoneinfo/Japan を /etc/localtime にコピーします。
# cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
改めてリブートしてみたら、
$ date
Sat Dec 9 16:24:50 JST 2006
$
となって正しく表示されました。
しょっちゅうブートしたり、シャットダウンしたりしていますが、ブートが 10 秒ぐらいで出来ます。シャットダウンもそれほど時間がかからない(1分くらい?)ので、すごく気楽にできるからです。これが、coLinux のよいところです。
今 coLinux が入っている PC のある部屋はとても寒いので、ネットワークを使ってこたつの上にある PC から telnet で使いたくなりました。( ssh はこのPCでは使えません ) 設定の面倒でない普通の telnetd を使うために、telnet-server をインストールします。xinetd もないので yum で一緒にインストールします。
# yum install xinetd.i386 telnet-server.i386 ..................... # ls -l /etc/init.d/xinetd -rwxr-xr-x 1 root root 2497 Feb 13 2006 /etc/init.d/xinetd # # chkconfig --list xinetd xinetd 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off #
リブートしたときは、xinetd が動作するようになっています。
telnetd を使えるようにします。/etc/xinetd.d/telnet もできています。
# cd /etc/xinetd.d # vi telnet (次の1行を修正) disable = no #
試す前に、/etc/hosts.allow と /etc/hosts.deny を設定します。簡単に
/etc/hosts.allow が、
ALL: 192.168.1.0/255.255.255.0 localhost
/etc/hosts.deny が、
ALL: ALL
にしました。確か、「allow を満たさずかつ deny を満たすものだけを拒否する」はずです。
ここで xinetd を起動します。
# /etc/init.d/xinetd start Starting xinetd: [ OK ] # # netstat -pa ......................... tcp 0 0 *:telnet *:* LISTEN 11873/xinetd ......................... #
うまく動いているようです。telnet を使ってみます。
# telnet localhost Trying 127.0.0.1... Connected to localhost.localdomain (127.0.0.1). Escape character is '^]' telnetd: All network ports in use. Connection closed by foreign host. #
動きません。調べたら、pty デバイスが足りないようです。MAKEDEV を使うのは久しぶりです。
# cd /dev # ./MAKEDEV ptyp
これで試したら、まだだめで、結局
# ./MAKEDEV ttyp
も必要でした。(疑似ターミナルのマスタとスレーブですね。)これで、/dev の下に、
ptyp0,ptyp1,...,ptypf,ttyp0,ttyp1,...,ttypf
ができました。しかし、ブートしなおすと、これらはすべて消えてしまいます。詳しく調べている暇はないので、とりあえず/etc/rc.d/rc.local に設定しました。
# vi /etc/rc.d/rc.local ( 次の行を追加しました。) if [ -f /dev/MAKEDEV ] ; then /dev/MAKEDEV ptyp /dev/MAKEDEV ttyp fi #
telnet がやっと使えて一安心です。ここから、暖かい部屋で作業再開です。
さらに、時間表示がおかしいことが判明しました。タイムゾーンをなおします。
$ date Sat Dec 9 02:04:33 EST 2006 $
TZ 環境変数を指定すればよいのですが、調べてみら、/etc/localtime を直せばよいことがわかりました。そこで、現在の /etc/localtime とは何かを調べてみました。
# ls -l /etc/localtime -rw-r--r-- 1 root root 1267 Sep 12 10:47 /etc/localtime # file /etc/localtime /etc/localtime: timezone data
該当するファイルは、/usr/share/zoneinfo のどれかだと思います。
# cd /usr/share/zoneinfo # ls -l |grep ' 1267 ' -rw-r--r-- 1 root root 1267 Nov 29 05:06 posixrules # file posixrules posixrules: timezone data # cmp /etc/localtime posixrules #
となって、/etc/localtime は、/usr/share/zoneinfo/posixrules であることが分かりました。
タイムゾーンを日本にするために、/usr/share/zoneinfo/Japan を /etc/localtime にコピーします。
# cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime
改めてリブートしてみたら、
$ date
Sat Dec 9 16:24:50 JST 2006
$
となって正しく表示されました。
しょっちゅうブートしたり、シャットダウンしたりしていますが、ブートが 10 秒ぐらいで出来ます。シャットダウンもそれほど時間がかからない(1分くらい?)ので、すごく気楽にできるからです。これが、coLinux のよいところです。