心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第248回】~私をうつから救った佐藤学長の言葉~【書籍の紹介】うつにならないための人間関係の処方箋②

2018-09-07 07:13:20 | 日記

前回から続きます。

職場の人間関係の中で快適に生きていく実効性の高い処方箋を綴った、佐藤学長の書籍

『大丈夫!みんなあなたの事が好き』(原著)

『仕事の80%は人間関係で決まる』(上記改訂版)

について紹介させて頂きました。

この書籍は、

私ともう一人の女性が、かつて抱えてきた職場での人間関係での問題に対して、

佐藤学長に面談して頂き、

佐藤学長に色々な角度からアドバイス頂いた内容が、ベースになっています。

その面談の最後に、佐藤学長から言われた言葉が今でもずっと心に残っています。

もしかしたら、以前のブログでも書いたかもしれませんが、

面談の最後に、私がこんなことを言いました。

「自分も職場の人間関係で苦しむ中、色々努力してきました。

時には、自ら職場の皆さんに意を決して、『今日みんなで飲みに行きましょう!』と声をかけて、

そのお酒の席で『私が間違っていました。すみません。』と謝ったりして、

人間関係の修復を図ったことをもありましたが、

なかなかうまくいきませんでした。」と話しました。

すると佐藤学長に

「そこで謝ったのが、間違いだったね。」

と言われました。

そして、佐藤学長が隣にいたスタッフに

「〇〇君、このライターを俺と取り合いっこしよう。いいかい。」と声をかけて、

私の目の前で、佐藤学長とスタッフがライターの取り合いっこを始めたのです。

しばらくお互いが一つのライターを引っ張りあう状況が続きましたが、

ついにはスタッフが佐藤学長からライターを取り上げました。

その時佐藤学長はすかさず

「オー○○君素晴らしいね!!力強いね。凄いね。私もそんな風になりたいよ。すばらしい。」とニコニコ笑顔で、その人を称えたのです。

そして私に向ってこう仰いました。

「いいかい、てつてつさん。

今の状況で、もしライターの取りっこで負けた私が、

『すみません。何て私はダメなんでしょう。』

なんて落ち込んで相手に謝ったとしたら、

相手の人はどう思うか。

相手の人だって君が落ち込んだりするのを望んでいないはずだよ。

こういうときは、すかさず相手を称えるんだよ。

そうすると、相手も嬉しいし自分も嬉しいでしょ。

と言ってくださったのです。

その時に私はこう思いました。

私は常に自分と人を比べ、

人よりも劣っている自分、仕事ができない自分に申し訳なく思い、

すみませんと卑屈になっていて

落ち込んでばかりいることに気付きました。

常に人と比べて、できない自分に落ち込んでいたのです。

しかし、そうではないんだ。

私は、こんなにも仕事のできる人に囲まれている。

とても学びになるし、勉強になる。

なんて素晴らしい人に私は囲まれているんだろう。

もっと色々教えてもらおう。

そして自分も努力して、もっと仕事ができるようになろう。

自分と比べて、できる人たちばかりに囲まれていることが、とても嬉しく幸せに感じれるようになったのです。

同じ状況なのに、一瞬にして見え方が変わったのです。

同じ状況で落ち込んでいた自分が、見方を変えた瞬間に、優秀な人に囲まれている私の職場が、私にとって地獄から天国に変わったのです。

書籍執筆のための面談でしたが、

佐藤学長から色々アドバイスを頂いた中で、今でも忘れられない出来事です。

そして、その佐藤学長の一言が、私をさらに心の病から元気にさせ、職場でも戦力となっていくことができたのです。

以上です。

ありがとうございました。