心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第258回】マイナスのネガティブな思いの受け取り方①客観的に受け取る

2018-09-18 07:57:08 | 日記

今日は、

これができれば、心の病に陥る事はないだろうという一つの方法を書いてみます。

それは、

自分の心の内から沸き上がってくるネガティブな思いを、ネガティブに受け取らないという事です。

大体、真面目な人は、ネガティブな思いが沸き上がってくると、そのネガティブな思いを、悪い物として受け取り、

その思いを何とかしようと、その思いを変えようとしたり、打ち消そうとしたり、プラス思考に変えようとしたりします。

しかし、その何とかしようという思いが、さらに自分を苦しめます。

なぜなら、その思いを何とかしようと思っても、何ともならないからです。

そのネガティブな思いが沸き上がってしまうのには、心の奥に、何らかの深い理由があります。

その根っこを見ずして、枝葉の表層の沸き上がってくる思いの方を何とかしようと思っても、何ともならないのです。

結果、ネガティブな思いに対して、

さらに自分がネガティブな思いをかぶせて、

さらに何ともできない自分に落ち込んでいき、

どんどんネガティブな思いが、雪だるま式に膨れあがってしまうのです。

結果的に、膨れあがってしまうネガティブな思いに自分が圧し殺され、

さらに苦しみ、心の病の方向に進んでしまいます。

それではどうすればいいのか。

ネガティブな気持ちが沸き上がってくる事に対して、

さらにネガティブな気持ちにならない。

そういう思いを責めない。

というのが、まず第1段階だと私は思います。

ネガティブな思いを、ネガティブな思いが出てきたという事実を、客観的に受け止めるのです。

『あっ、ネガティブな気持ちになっているな。』と一旦自分の頭で受け止めるのです。

そうすると、ネガティブな思いが膨らんでいく事が無くなります。

『あ~、そういう思いがあったんだ。』という、新たなる自分の発見でもあります。

そして、その気持ちにとらわれず、愛と感謝の言葉と行動を目の前の人に向けていく。

そうしていくうちに、いつの間にか、そのネガティブな思いは消えていきます。

私の場合、ネガティブな気持ちを客観的に受け止めるための一つの方法として、

その出てきた思いを『紙に書く。』というのが、凄く凄く有効でした。

特に、真我開発講座の受講生へのフォローキットとして送られる「真我開発ダイアリー」はとても有効でした。

真我開発ダイアリーでは、「心の変化」「現象面の変化」という欄があり、何か感じた時にすぐ書き付ける形式になっています。

そこに、今の心の状況と、現象面を、タイムリーにメモしていくのです。

例えば、『現象面:○○さんに怒られた。心:腹がたった。』とメモするだけです。

たったこれだけですが、私には有効でした。

毎回、ネガティブな思いを書きつけるだけで、それを客観的に受け止める事ができました。

悩みから、悩みが産まれる事が無くなりました。

悩みは悩みのままで、悩みにとらわれず、日常生活を送れるようになり、負の連鎖から抜け出す事ができるようになりました。

悩みを客観的に受け取る。悩みを紙に書く。

佐藤学長も、よく『悩みを書いてみなさい。』と仰っていましたが、

心の病に苦しんできた私には、とてもシンプルで、とても有効な方法でした。

次回に続きます。

ありがとうございました。