先ほど、真我太陽の会で開催されている、「みんなで真我体道」をズームで受講しました。
対面ワーク中心で、相手の方に「愛ある態度、表情、言葉」を届けるという行為を、色々な角度から実習中心で行っていきます。
今日は10数名の方が参加されていました。都度都度ペアが変わり、ひたすら対面ワークを繰り返しては、気づきをシェアする。そういう流れでの1時間半のセミナーでした。
本当に気づきと感動が多かったです。
挨拶一つ、笑顔一つ、ありがとうという言葉一つだけで、こんなにも人に感動を届けられのか。こんなにも喜びを感じられるのか、こんなにも感謝の気持ちが溢れてくるのか、こんなにも幸せになるのか、ある意味びっくりし、そして感動しました。
人間の心の奥には誰にでも共通して一つの心即ち「真我」=神の心、仏の心、宇宙の心、光の心、愛と感謝と喜び一杯の心・・・があると確信できました。
本当に素晴らしいセミナーでした。
そして最後の一人一人の感想発表で、ある方がこう仰った。
「今日のセミナーは、深い心の気づきもあって、本当に感動しました。そして、それは講師の方が、無色透明で、黙々とカリキュラムを進行してくださったお陰です。講師の方が目立たず一歩引いていたお陰で、私たちが輝くことができました。本当にありがとうございました。」
(注:一言一句正確ではないですが、このような趣旨のことを仰っていました。)
この感想を聞いて、私は思わず心の中で「あっ!」と叫んだ。
そして「まずい、このままじゃまずい」と強く思った。
それはどういうことかと言うと、実は8月6日に一万人イベントのサポーターの方を対象に、「サンタ営業勉強会」の講師を私がさせて頂くのです。
その時の、講師の立ち位置が、ずれかけていたことに気づいたのだ。
今日の真我体道の講師の方は、全く自分という存在を消して、たたひたすら順良く実習を進行することだけに腐心されていた。
講師が目立つ様子は全く一ミリもなかった。
「サンタ営業勉強会」の講師を引き受けた当初の私の思いは、
何としてでもサンタ営業の素晴らしさを知って頂いて、感動されて、
さらに実生活で効果を感じて頂き喜んで頂きたいとの気持ちが強くあった。
今もカリキュラムを考えては、やり直し、またやり直しということを頭の中で繰り返している。
しかし、私の思いは、これは自分でも気づかなかったのだが、いつの間にか、受講生からの賞賛を、講師である私が浴びているという姿を思い浮かべ始めていたような気がしたのだ。
こうなると私の心は、天国から修羅の世界に落ちてしまう。その先は、受講生からの賞賛を浴び、鼻が高くなり、周りの人の上に立ち、人を批判し始める。
佐藤康行学長からは、「真我開発の講師の仕事は、目の前で奇跡がバタバタ起こる。
その時に自分がやっていると思ったらダメだ。それはドロボーの発想だ。自分が神にやらされていると思わないとダメだよ。
究極の謙虚・無欲でないとできないんだよ。
だから賞賛を浴びたり感謝された時こそ注意しないといけない。鼻が高くなってはいけないよ。」
私も何度かセミナーの講師をさせて頂いて肝に銘じてきた言葉だ。
真我開発の各種セミナーにおいて、主役は、受講者・参加者であり、講師は単なる進行役にすぎない。講師が主役になっては、宇宙の法則に逆らうことになるのだ。
危なかった・・・。また心の地獄に向かっていくところだった。
今、この時期にとても大切なことに気づかせて頂いた、真我体道の講師の方、感想をシェアされた受講生の方に心から感謝します。
ありがとうございました。
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