4月から東北学院大学の聴講生となり、五橋キャンパスに週1回通ってます。ご存じのように大学聴講とは単位に関係ない、出席は取られない、試験もない、読んで字のごとし、「聴講」すなわち聞くだけです。仙台圏で大学の授業を聴講できるのは、私立大3~4校ぐらいでしょうか。一般学生に交じってリアルに授業を受けるのは、刺激的です。前期が五橋、後期が土樋キャンパスで受講する予定です。
五橋キャンパスは、すべての学生にとって初めての経験ですので、最近までよそよそしい感じがありましたが、今日は、大きな笑い声が聞こえたり、らしくなってきたかと思います。学生は男女ともファッションには非常に気を使っています。ただ午後の授業ですが、女子学生の挨拶が「おはよう」というのは、首をひねりますが。よくよく考えると、学生は、自分たちの息子・娘はもちろん、少し年齢が上がると孫世代になります。
受講しているのは、教養学部の名物授業「文化プロデュース」で教養学部言語文化学科 下館和巳教授です。300人くらい受講しています。東北弁シュエークスピアとしてハムレットを演出し、様々な困難な状況にもかかわらず、やり遂げてきた方です。
毎回テーマに基づいて各界の実践者を呼んでプロデュースするとはなにかを実践的に説いています。文化・芸術のプロデュースへの過程を検証し、最終的には、学生自身の将来を自らどうプロデュースするかを考えさせる授業と勝手に理解しています。