仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

1年ぶり 隠れグルメ 松島・利府浜田 稲庭うどん「瀧さわ家」へ。

2024年01月30日 | 一推しグルメ

松島方面に向かい、陸前浜田駅の手前、S字カーブの右手に稲庭うどん「瀧さわ家」があります。震災前からよく出かけてましたが、ほぼ1年ぶりにきました。

以前は、佐藤養助商店からのれん分けした「稲庭うどん七代養助 松島店」として有名でしたが、震災後2代目の方が跡を次いで、稲庭うどん「瀧さわ家」として営業されています。ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれるなど美味しい料理をリーズナブルに提供しています。

土日を避けた平日ですが、昼時シニア客で満席になりました。

古民家風の店内は、震災前とほとんど変わりません。

喧騒の松島を避けて、のんびり食事できる場所と思います。

販売コーナーには、秋田の産品もあります。

庭の手入れもしっかり。

冷たい稲庭うどんと天丼のセットです、実はこの天丼が好きでやってきました。

暖かい稲庭うどんともち豚丼のセットです。

海老天おろしうどんです。

ここは利府町浜田、”観光の松島”と”魚市場の塩釜”の間に挟まれたグルメの穴場ですね。

稲庭うどん「瀧さわ家」のHPは  こちらへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青葉山「青葉の森緑地」の歴史探訪散策会に参加しました。

2024年01月29日 | 街角ぶらり

広瀬川沿いを歩き、三居沢付近までくると、そのまま青葉山の北斜面に通じる散策路があることを知り、調べると「青葉の森緑地」となっていることがわかりました。たまたま「青葉の森緑地」西編歴史探訪散策会があることを知り、参加しました。

入口から降りていくと、立派な管理センターがあります。

管理センターが出来て20数年経つそうですが、まったく知りませんでした。

展示物をみれば、野鳥の観察にもgoodですね!

「青葉の森」は、言ってみれば、青葉山の北斜面、広瀬川との間に挟まれたエリアで、歴史的なものは、なにもなさそうですが・・・。

今回は、森の中の12か所で”冬芽”の観察もできました。※ルーペの貸し出しは助かりました。

市内から車で20分くらい、東北大学や宮教大がすぐそば、これだけの自然の森が残されているのは貴重です。

今回参加者は、女性10人、男性5人の計15人、いつも思いますが、こういうイベントには、もっと男性も参加してほしいです。

”森の緑地”自体は、入口も数か所あり、出入りが自由ですので、トレイルランを個人で楽しむ人々が結構いるそうです。

たしかにトレイルランには、うってつけです。

ガイドの方に聞くと、春夏秋冬それぞれに森の表情が変わり楽しめるそうで、特に秋の紅葉は最高でしょうね。

小川を渡るとき、やたら黒いものが散乱しています。

亜炭のかけらです、幕末から、戦前、戦後を通じて採掘されました。仙台でもガスが普及するまで、よく利用されていました。たしか、小学校の低学年まで、亜炭ストーブでした。火の着きが悪く、教室内煙が充満した記憶があります。

通行止めもあります。

イノシシが、木の芽を掘った跡です。因みに、熊の目撃は、思いのほか少なく、大人数でいると熊のほうから逃げるそうです。

案内版が要所要所に設置されています。

お話を聞くと、女性の参加者は、いろいろな山歩きイベントに参加されているようです。

藪の中も歩きます。

今日のコースには、東屋が2か所ありました。

なにもなさそうな山ですが、これは、右から左に向かう道の跡で、橋の部分とのことでした。

幾筋もの沢水が流れています。

木々がすっかり一体し、まるで”のぼり龍”ですね。

斜面で沢水が流れていれば、こんな滝も現れます。

この滝の下、ちょうどゴルフ練習場、西道路が見え、広瀬川が大きく蛇行する場所です。明治以降この付近で広瀬川から分岐した導水路があり、トンネルを経て三居沢に通じて、発電に使われました。

竜の口と同じ地層でしょうか、貝の化石が採れますが、注意表示です。

またこの近くには、パイプが敷設されていて、山の斜面を登っていきます。※中央付近

パイプに付属するように、電柱と電線もあります。この電柱は、森の上の道路までつながっています。東北大学の青葉山新キャンパスの前は、仙台カントリークラブのゴルフ場でした。芝の管理には、大量の水が必要というので、広瀬川からポンプで水をくみ上げた施設の名残というのですからびっくり。

ガイドの方から示された管理センター入口付近の工事の写真を見ると、穴だらけ。亜炭の採掘の跡だそうで、特に戦後は、無秩序に採掘されていたそうです。

いわゆる寺社の跡などではなく、”人の営み”の歴史探訪散策でした。

この「青葉の森緑地」は、宮城インター付近から霊園、青葉山、東北大学、青葉城を抜けて八木山、286号線への抜け道としてよく通る道沿いにあり、”新たな発見”でした。

また、東編も近々開催されるようなので、是非参加したいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南三陸町「カフェG(珈琲神社)」は、個性あふれるリラックス空間です。

2024年01月24日 | 推しカフェ

   個性あふれる喫茶店は数あれど、南三陸町国道45号線沿いの「カフェG(珈琲神社)」は、上位ランキング間違いなし。寒鱈まつりや南三陸さんさん商店街で買い物の帰り、数年ぶりに立ち寄りました。

店の看板が見当たりませんが、”本日も営業でふ”とあり、相変わらずシャレが効いてます。入口もだいぶ改装され、少しおしゃれになりました。

店内に入ると、まずワンちゃんに吠えられます。以前は入ってすぐ右手のゲージにいましたが、左手の棚の後ろでした。※慣れていないお客さんは、吠えられただけで引いてしまうかもしれませんが、ワンちゃんからすると歓迎のつもりかもしれません。

この日は、低気圧の通過で、まるで台風のようですが、ロケーションは最高、晴れた日は、志津川湾が一望できます。

風や雨がたたきつけます。左上、一部隙間もあったりしますが。

マスターは非常に個性的、相変わらずヒョウヒョウとしています。マイペースでノンビリ感満載ですが、店内は、家具、椅子・テーブル、照明、そしてマスターチョイスのBGMなどなかなかのセンスです。

薪ストーブがじんわりと暖かく、ほっとします。

カウンターに座ったことはありませんが、おしゃれですね。

マスターは、長身で、マスクも甘く、もしかしてかつてモデルだったのではと※褒めすぎですね。

外は、寒風吹き荒み、雨がたたきつけますが、ここだけリラックスムードに包まれます。

ドリンクはほぼ1000円、モアイのビスコッティが付いてきます。はちみつバタートーストも注文していましたが、マスターとの漫才のようなやり取りで、撮影忘れました。セットだと1500円ほどでした。珈琲は非常に美味しいです。

なぜモアイかというと、かつてチリ地震津波が遠くここ南三陸町(旧志津川町)まで届き、大きな被害を受け、町内に、モアイ公園が作られました。東日本大震災では、2013年、チリから友好の印としてイースター島で作られた本物のモアイがやってきました。

帰り際、”帰らないで”ということでしょうか、またワンちゃんに吠えられました。車を止めた近くに、やっと看板を見つけましたが、”珈神琲社”とあり、これもまたマスターのシャレですね。

宮城県南三陸町志津川黒崎39-1  

0226-46-5739        11:00~  

ホテル観洋から歩いても5分位です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台城下町”辻標”八十八か所巡り㉓ 仙台駅を挟んで東西3か所を”街探”。

2024年01月23日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

仙台駅を挟んで日々ダイナミックに変化する駅前エリア、東西3か所の辻標周辺を”街探”しました。

52番辻標「東七番丁(ひがししちばんちょう)/柳町通(やなぎまちどおり)」

仙台駅東口は、ヨドバシカメラ仙台第一ビルのオープンで、昨年さらにパワーアップ、人の流れも大きく変わりました。52番辻標「東七番丁(ひがししちばんちょう)/柳町通(やなぎまちどおり)」は、ビルの東側、バスの発着所そばに設置されています。

東七番丁は、二十人町と荒町の間を結ぶ南北の長い丁。北が侍屋敷、南が足軽町。今はとても信じられませんが、もともとは湿地帯で、”谷地小路”とも呼ばれていたそうです。

柳町通は、ご存じのように、柳町の大日如来付近から東の考勝寺付近までを結んでいました。鉄道開業によって東五番丁から七番丁間はほぼ失われています。ヨドバシカメラの駐車場南側と駿台予備校の間に、仙台駅で分断された道の名残をみることができます。

66番辻標「東八番丁(ひがしはちばんちょう)/八ツ塚(やつつか)」

新寺通・北目町ガードを潜って、S字で卸町方面に向かう五差路の角に設置されています。

東八番丁は、東七番丁の東側に平行して割り付けられた足軽屋敷群。ここも北は二十人町、南は荒町につながります。

八ツ塚は、東八番丁の東側、寺院が多く集まっているエリアを「八ツ塚」と称していました。古くは、一面の野や畑であったその中に、由来のわからない古塚が八つあったのでこの名がつきました。寛永年間、元寺小路から一部の寺院をこの周辺に移したので 、新寺小路と呼ばれるようになりました。

43番辻標「六道の辻(ろくどうのつじ)」

JR東日本仙台ビルの向かい側、植栽帯の中に半分埋もれています。角地にタワマンが建設中で、また景色が変わるでしょう。

もともと旧北目町ガード付近は、宮町からの東六番丁と北目町通りの四辻でしたが、東五番丁が平行して割込み、旧清水小路が水堀によって二筋に分けられ、計六本の道が集まります。また、幕末に龍川院跡(仙台国際センター付近)に残されていた六地蔵をこの地に移し、六道の辻と呼ばれました。

明治20年の鉄道開通や昭和40年代の再開発、最近は、東西自由通路、さきほどのヨドバシカメラオープンなどで、仙台駅周辺は大きく様変わりしましたが、街の記憶につながる辻標の存在は、ますます重要になってきていますね。

参考資料・引用

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」定価1,500円(税別) 著者 古田義弘 発行所 本の森

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4年ぶり 南三陸町恒例の「寒鱈まつり」に行ってきました。

2024年01月21日 | 県内ドライブ・カフェ

4年ぶり、南三陸町恒例の「寒鱈まつり」に行ってきました。寒鱈まつりというと、以前は日本海側、山形や秋田の祭と思っていました。太平洋側、南三陸町の「寒鱈まつり」を知り、規模は雲泥の差ですが、楽しめます。

低気圧の影響で寒風吹き荒む中、会場の志津川仮設魚市場は、買い物客で一杯です。

以前は、鱈が一本一本つるされていましたが、今日は、箱詰めにされています。

鱈フライや、鱈キク汁、蠣丼、ホタテ焼きなど海産フードが多数。寒風の中、ビール片手の人もいて盛り上がっていました。

鱈キク汁で温まります。

南三陸高校の出店では、鱈フライカレーをいただきました。

結構なボリュームです。

 

鮮魚の発砲スチロール詰め1箱が2000円→1500円になっていてよほど購入しようかと思いましたが、サバキができないのでやむなく諦めました残念、でも安い。

 

あいにくの天気ですが、みなさんほんとうに楽しんでいるようです。

三陸沿岸の市町村では、2月、3月に牡蠣をメインに、ホタテ、毛ガニ祭などが開催されます。「松島かき祭り」は、2月4日、南三陸町では、2月25日(日)に「牡蠣まつり」開催されますので是非。

 

因みに、岩手県宮古市では、3月3日に毛ガニ祭り」が開催されます。三陸道はご存じのように、鳴瀬奥松島インターから先が無料です。コロナで断念しましたが、今年こそは、宮古「毛ガニ祭り」にチャレンジしようかと。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする