仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

八幡町 中華「臥龍梅」でランチ、午後は辻標八十八か所巡りへ

2024年11月10日 | 町中華

八幡町周辺の辻標巡りの途中、ここ中華「臥龍梅」でランチです、1Fはカウンターとテーブル席2卓ほどと手狭ですが、2Fにも部屋があるようで、小人数の宴会などにはうってつけかも。

メニューもどちらかいうと、塩味が効いたやや濃いめの料理が中心、ライスがおかわりOKというのも頷けますね

臥龍セットをいただきましたが、ついついご飯をおかわりしてしまいました

周りを見れば、若い人たちの中に、シニアのご夫婦も・・・。

店舗は間口も狭いですが、実は裏手に5~6台分の駐車スペースがあり、ここ八幡町ではかなり重宝します

町中華「臥龍梅」、穴場かもしれませんね

仙台市青葉区柏木2-1-11

 

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仙台城下町”辻標”八十八か所巡り㉚ 85番辻標「伊勢堂下(いせどうした)/半子町(はんこまち)」周辺を街探

2024年11月08日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

街探”辻標”八十八か所巡り、「大崎八幡宮」周辺の第二弾、85番辻標「伊勢堂下(いせどうした)/半子町(はんこまち)」周辺を街探しました。幕末、仙台藩で唯一、新政府軍に抵抗して孤軍奮闘した細谷十太夫の菩提寺を訪ねることができました

細谷十太夫が着用し、からす組と呼ばれ復元された陣羽織が、東北歴史博物館に展示されているのを思い出し、後日、東北歴史博物館にやってきました。奥には、奥羽越列藩同盟の旗が展示されています

「半子町(はんこまち)」は、北八番丁と土橋通の北西に町割りされた旗本足軽屋敷です。

後に、足軽衆の中から大筒組に取り立てられるものもいて、町名の由来はこの大筒組が後髪を残す剃り方「半髪(はんこう)」に由来しています

通りには、円形の山門が特徴の寿徳寺があり、旧半子町のランドマーク的存在。

「伊勢堂下(いせどうした)」は、伊達政宗が伊勢神宮の両宮を分霊を勧請し、神明社をこの地に建立し、伊勢堂山と命名したことに由来しています

伊勢堂下の通りを下ると、竜雲院に突き当たります、名だたる人々が墓所としていて

特に、あの「海国兵談」を表した林子平、幕末、新政府軍を震撼させた「からす組」で有名な細谷十太夫の墓があります

お寺の左側にお堂ともに林子平のお墓があります

 

その手前に細谷十太夫の墓があり、幕末の激動期を乗り切り、明治維新後も北海道の開拓や日清戦争にも従軍、ここ龍雲院の住職となり、戦没者を弔いました。

幕末の動乱期に、百姓、町人、さらには渡世人などを糾合し、官軍に戦いを挑む十太夫の奮闘ぶりを作家大佛次郎著「細谷十太夫 からす組(上下)」(徳間文庫刊)でいきいきと甦ります。細谷十太夫をメインキャラクターにした映画、ドラマは確認できませんでしたが、これだけの人物はなかなかいません、是非映像化してほしいものです

龍雲院の側、和菓子の「子平堂」さんが頑張って営業中でした、子平まんじゅうをお土産に帰宅しました

参考資料・引用

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」定価1,500円(税別) 著者 古田義弘 発行所 本の森

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