仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

震災遺構大川小学校と道の駅「硯上の里おがつ」旧雄勝町周辺を巡る②

2024年08月01日 | 県内ドライブ・カフェ

「震災遺構大川小学校」や「雄勝FORESTキャンプ場」を巡り、道の駅「硯上の里おがつ」へと向かいます

案内看板が大きな硯になっているのは、いかにも雄勝石、そして硯の一大産地だった旧雄勝町の象徴としてピッタリです。雄勝地区は震災で壊滅、以前の建物はほとんど見受けられませんが、技術は継承されています、いちばん手前が雄勝硯伝統産業会館です

館内に入ってすぐ、左手に、数年前に亡くなった齋藤玄昌實さんの作品が展示されています

雄勝硯は、600年の歴史と伝統が受け継がれています

齋藤玄昌實さんは、雄勝石絵の先駆者として、また震災後は、雄勝石復興プロジェクトを起ち上げ、東京駅丸の内地下に壁画を設置されました 震災前に一度お会いする機会があり、非常にフランクな方で心安くお話した記憶があります

館内では、硯や雄勝石絵の展示販売されています

奥に続いて観光物産交流館があり、直売所とイートインコーナーがあります

 

雄勝湾で採れた魚介類が生け簀にいっぱい

ここで海産物を仕入れて、キャンプ場でBBQするのが定番のようです

イートインコーナーは4軒ほどでしょうか

手前の「伝八すし」の暖簾をくぐります

ミニ丼セットです

穏やかな雄勝湾、サップを楽しまれる方もいました

外でホタテ焼きを売っていて、ついつい誘われてします

大判のホタテは、大人気、数十分待ちました

3枚で1000円、撮影前に、早速1枚食べられました

 

道の駅「硯上の里おがつ」、穴場といっては失礼かもしれませんが、北上方面、震災遺構大川小学校への帰り道などには、是非立ち寄りたい場所です。

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震災遺構大川小学校と道の駅「硯上の里おがつ」旧雄勝町周辺を巡る①

2024年07月31日 | 県内ドライブ・カフェ

96歳の義母と共に、北上川河口の「北上川テラス 七間倉」でランチしましたが、時間の関係で仙台に一旦戻り、別日にあらためて震災遺構大川小学校」と道の駅「硯上の里おがつ」など旧雄勝町周辺にやってきました

「北上川テラス 七間倉」のブログは 

北上川河口の「北上川テラス七間倉」へ

大川小学校にやってきたのは、何年ぶりでしょうか、駐車場には、県内よりも県外ナンバーの車が多いです

数年前に学校内の敷地が整備され、内部まで入れるようになりました

「大川震災伝承館」も作られ、様々な展示と資料により、多くの見学者にあらためてここでの出来事への理解が深まるようになったと思います。夏休みに入り、県外からの高校生の団体が入っていましたが、熱心に震災直後の新聞などを見ています、次代の人々に少しでも理解が深まりますように・・。

震災前と震災後の比較写真です、新北上大橋のたもとに旧大川小学校がありました

長面浦周辺の写真ですが、「北上川テラス 七間倉」訪問のブログで紹介した旅館は、白い砂浜の近くにありましたが、震災後、建物はおろか、地面がすっかり海面下になっています

旧校舎にあった木製の木組みの校歌の額も再生され、玄関正面に掛けられています

大川震災伝承館を出て山側を見れば、よりリアルに津波を実感できるように、展望台が設置されました、右手コンクリートの壁の上、津波到達地点の白い表示板があります

左手からやや急峻な道を登ると、小学校の全景、奥に北上川が見えてきます

左手下の白い表示板が津波到達地点です、何故、子供たちを山に登らせなかったのか、ずっと論議されていました、この高台にくると、いろいろな考えが浮かんできます、是非みなさんも機会があれば、この展望台に登ってみてください・・・。

震災遺構大川小学校を後にし、釜谷峠を越えて旧雄勝町方面に向かいます。下ったその先の十字路で、左手が道の駅「硯上の里おがつ」へ、右手に向うと山の奥、「雄勝FORESTキャンプ場」があります、以前は雄勝町森林公園として、町民の憩いの場でした。

マップも森林公園当時のままです

海辺の町の印象が深い旧雄勝町ですが、一旦山に入ると緑濃い木々に囲まれ、心地よい芝生のキャンプスペースがお出迎えです

ここにきた理由のひとつがキャンプ場が飼っているニホンジカを見ることです、なぜキャンプ場がシカを飼っているのか不明ですが、キャンパーによると、野生のシカも多く見かけるというので、それだけ生息しているということになりますね

大雨のあとだったので、今日は、キャンプする人はいませんでしたが、キャンプ場と森との境がないので、不意にシカが現れてもおかしくありません

コテージ棟です

とても静かなキャンプ場ですので、厳しい暑さの中でも十分楽しめるでしょうが、シニアには秋の紅葉の季節、海の幸、山の幸をBBQでいただくのが最高と、勝手に思っています

女川を抜けて帰りましたが、ちょうど「おながわみなと祭」の終盤でした

海辺の町々では、これから各地で祭や花火大会が開催されますので是非チェックですね

 

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利府の旅 利府の歴史と春を楽しむタケノコ掘り体験

2024年05月13日 | 県内ドライブ・カフェ

JR仙台駅から電車で17分、利府は通勤圏であり、山あり、海ありで、梨に代表される農産物・海産物の宝庫でもあります。また観光にも力を入れていて、観光ボランティアの活躍で観光協会主催のイベントが盛ん、募集すればすぐ満員です。今回なんとか、「利府の歴史と春を楽しむタケノコ掘り体験」に参加できました

利府駅に集合です 近接した町営の駐車場が激安で5時間で100円でした

利府は大型スーパーやイベント会場のグランディ21で話題ですが、観光マップを見れば、様々な遺跡群、農産物直売所、誰もが楽しめる加瀬沼公園、海の玄関浜田の牡蠣焼きと「馬の背」でも有名です

早速スタート、川袋古墳群に向かいます

途中の公園で、SL関連の看板があります

そして「C58 354」の動輪も

そう、ここが、かつての東北本線の山線と言われていた線路跡です、今利府駅は盲腸線のように行きどまりですが、かつては東北本線に直結していました。

この公園を抜けると小さな鉄道橋の跡が見え、しばらく線路跡には歩道となった散歩道が続きます。

利府と言えば梨、行く先々で梨畑が広がります

もう実ができています、毎年9月中旬から10月上旬が旬、ほとんどスーパーには出回らず、農園や直売所の販売でなくなるようなので、今年は、直接購入にチャレンジですね

山あいの集落に入ります

個人宅の入り口に古墳の表示案内板があります

以前は石組みの玄室の入り口が見えましたが、雨で崩れています、やはり管理がむずかしいですね

個人宅も梨畑を進むと、

養蜂家による「みつばちパーク」が見えてきました。

日本ミツバチのはちみつは、舌ざわりもマイルドでやさしい味です

急な動きをしなければ、蜂もおとなしいものです

みつばちパークを後にし、三陸道の高架下をくぐり春日pの近くから山に入りますと梨農家の山手に鬱蒼とした竹林が広がります

鍬を手にして登ります

農家の方から手ほどきを受け、いざ女性も鍬をいれます、今回20人ほどの参加者のうち、

女性が15人、男性が5人、利府町の方は数人、あとは仙台市内など町外のかたでした

午後からやや曇り、広い竹林に涼しい風が吹き通ります

今日の収穫、25cmクラス4本、あとで重さで料金を支払います

お楽しみの昼食は、竹の子づくしの幕の内と味噌汁です

農家を後にし、利府駅に向かう途中、「アグリサンタハウス」で休憩を兼ねて買い物です

アグリサンタハウスは、一般財団法人「花園まちづくり記念財団」が農業生産者を支援する目的でスタート。
地域の農業生産者の直売所である「マルシェ」と、地域の人たちやお客様が食事を楽しめる「カフェ」を備えた施設です。 http://agri-santa.com/

直売コーナーとカフェです

こちらのアップルパイが今話題のドルチェ&マルコの「横浜アップルパイ」だそうで、東北では、ここだけの提供です、午後になると売り切れ続出、予約が安心とかで、朝、利府駅に集合した時に2個注文済でした

家に帰り、さっそく実食、たしかにほかにない味わいでした、今は利府町内だけかもしれませんので、是非みなさんもお試しあれ・・・。

タケノコ掘りとタケノコご飯から遺跡見学、梨畑の様子、美味しいアップルパイ、思わぬ鉄道遺構と盛りだくさんの利府の旅でした 

観光協会では様々なイベントを計画しています、是非みなさんも利府で”リフレッシュ”

利府町観光協会のHPは

宮城 梨の里 利府町観光協会 (rifukankoukyoukai.com)

 

 

 

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栗駒のレトロ商店街「岩ケ崎六日町」を街探③ 骨董雑貨、アウトドア用品、書店など続々オープン、楽しい街歩き!

2024年04月24日 | 県内ドライブ・カフェ

情報発信の柱のもうひとつは、ここ「にじくじら遠藤商店」でしょうか。

そんなに広くない店舗には、懐かしおもちゃや駄菓子類が山積みです。

子供が中心ですが、大人も目の色が変わります。

 

10円単位の商品が目白押し。

あまりの商品数の陳列に目がくらくらしそうです。

商品点数も多く細かい計算ですので、レジで渋滞します。

今日の”戦果”です、赤ちゃんの人形、結構ウケてました。

続いてかいめんこやの斜め向かいの骨董雑貨店です。

どちらかというと、1Fが骨董、2Fが郷土玩具など雑貨類でしょうか。

こちらは、少し手前のナマケモノ書店です。

どういう本を店先に置くかはその店のコンセプト、考え方によるものです。

奥は雑貨と、近隣の工房のアンテナショップのような場所でした。

こういう店が根付くと面白い、店主との会話を楽しみにやってくるお客も増えてくるでしょうね。

城下町の名残の店舗名ですね。

看板とは違うようですが、最近オープンされた、アウトドアショップです。やはり、この先の栗駒山への玄関でもあり、山登りやトレッキング用品など需要は見込めますね。

こちらの食事処には、イベントも重なってかなり人の出入りが多かったです。

こちらのだんご・鯛焼きは絶品です。

目の前で焼かれていますが、餡があふれんばかり、これで、120円、激安です。

このほかにも、かいめんこやで使われている自家焙煎珈琲専門店や洋食和食の店があちらこちら。新しい雑貨店もオープンしています。栗駒のレトロ商店街「岩ケ崎六日町」がどう変わっていくのか興味とともにいま、一番注目しています。

六日町商店街のインスタは https://www.instagram.com/muikamachidori/

 

 

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栗駒のレトロ商店街「岩ケ崎六日町」を街探② あのカフェ「かいめんこや」でランチです。

2024年04月24日 | 県内ドライブ・カフェ

栗駒岩ケ崎六日町を訪れた目的は、もちろんボンネットバスの試乗ですが、もうひとつはここカフェ「かいめんこや」を訪れることでした。2015年にオープン以来、この六日町エリアのフラッグシップ的カフェですね。シャッター街だった六日町が、少しずつ変わろうとする原点みたいなところです。

かつての薬屋だったお店では、県北でつくられていた目薬「開明香」を販売、その愛称で「かいめんこや」として親しまれ、その由来を店舗名にされました。「かいめんこや」のHPは https://kaimenkoya.cafe/

まねき猫だそうです。

店内、うまくリモデルされています。2Fもありますが、イベント開催中でした。

道路に面してテラス席にもなっています。

店の奥、薪ストーブと中庭がありますね。

パスタ類メニューです。

周囲のお客さんは、通常の珈琲カップでしたが、どういうわけか私どもは、かなリ個性的なカップで珈琲をいただきました。

「にじくじら遠藤商店」で買った駄菓子類をテーブルで披露、今日の”戦果”の記録です。お店の方も笑っていました。

 

 

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