仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

東北学院大学聴講⑦土樋キャンパス後期授業開始、その前にカフェで一息。

2023年09月30日 | 大学聴講

東北学院大学の後期授業が始まりました。夕方5時限目ですので、少し時間があり、カフェで一服しました。

ホーイ記念館です。

1Fの左側がカフェです。

パンやお弁当など簡単な軽食とソフトドリンクが注文できます。

窓越しに外を見ます。ゆったり広々しています。

珈琲と焼き菓子を注文しました。

このカフェは、一般人も自由に入れます。このほか、生協、食堂などもOK。また建物などの外観も自由に見学できますので、しばし”学生気分”に浸れます。シニアの方が散歩の途中なのか、よくお見かけします。

キャンパス見学のHPは下記を参照ください。

キャンパス見学|東北学院大学 (tohoku-gakuin.ac.jp)

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仙台城下町”辻標”八十八か所巡り⑫ 長町 笹谷街道界隈を巡りました。

2023年09月28日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

東北本線を挟んで東側が「あすと長町」エリア、西側が旧市電通りと旧長町エリアになります。長町駅前、岩手銀行長町支店から左に曲がる角に、”笹谷道”の道標があります。ここから山形へ向かう笹谷街道の起点です。※グーグルマップでは、二口街道と標記されています。

 

笹谷街道は、一方通行路ですが、仙台では希少な銭湯、伝統ある餅屋、酒店、魚屋、神社仏閣が鎮座し、旧街道沿いの雰囲気を醸し出します。またこの通りの南側には、昭和のにおいがする飲食街が集中しています。

通りから1本路地に入ると、蛸薬師如来堂と舞台八幡神社がありました。恥ずかしながら参拝するは初めてです。

隣どおし、整然と鎮座されています。

 

 

「蛸薬師」は創建は不詳ですが、昔この一帯は海で、ご本尊は蛸が薬師瑠璃光如来像に付着して漂着したものと言い伝えられています。以来この像は「蛸薬師」と呼ばれています。

 

 

舞台八幡神社の縁起は、天喜4年(1057)にさかのぼります。陸奥国で乱が起こり、その鎮圧のため源頼義が勅命を受け、河内国平岡(枚岡、現在の東大阪市内)の平岡八幡宮を勧請し、名取郡舞台の地に八幡大神を奉斎したのが始まりとされています。明治初頭に、二度焼失した八幡宮は、明治23年(1888)長町西浦の蛸薬師堂境内に再建されました。舞台八幡神社は、舞台成功の祈願成就に御利益があるといわれています。

 

 

街道にもどり、「郡山餅屋」にお邪魔しました。創業百三十年(明治二十年創業)ということで、歴史を感じさせる佇まいです。午後だったせいか、残りは、大福餅2つだけ、後にきた老夫婦に譲ることにし、名物の草餅、大福、おこわ、ずんだなど日を改めて買うことにしました、残念。

こちらの酒店も創業は、昭和十年代です。

 

長町小学校の門前に

辻標79番「笹谷街道(ささやかいどう)/長町(ながまち)」があります。

長町は、仙台城下から江戸に向かう最初の宿駅。奥州街道を開き仙台城下に入る南の入り口でした。宮沢渡戸(宮沢橋)使っていましたが、のちに長町渡戸(長町橋、現在の広瀬橋)ができました。戦後は、物資の集積地としてにぎわいました。

街灯には、我が町の歴史を誇るように、”笹谷街道”の表示版が国道286号の接続点まで、設置されています。

東北本線東側の「あすと長町」の発展とは真逆で、取り残された感もありますが、歴史の厚みを大事にしたいですね。

参考資料

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」 著者 古田義弘 発行所 本の森

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南町通りレトロ喫茶店「エルベ」を再訪し、定番の“塩味スパゲッティ”をいただきました。

2023年09月28日 | 推しカフェ

南町通りビルの地下、昭和レトロな喫茶店・カフェ「エルベ」を再訪しました。40年以上続く歴史ある純喫茶として、定番の“塩味スパゲッティ”や、オムライスやクリームソーダなどで、多くの常連客に支持されています。

ノスタルジックな雰囲気も相まって、時が止まったかのような心地よさを感じます。

女性1人だけやグループ3~4人で打ち合わせなど幅広く利用されています。実は「喫茶 エルベ」は、喫煙可能です。しかし今時、屋内でのヘビースモーカーはあまりいません。むしろタバコの微かな香りが、なぜか”昭和喫茶”を彷彿とさせます。

メニューには、パスタ類や定食も。

定番の“塩味スパゲッティ”をいただきました。

オリジナルブレンドの珈琲も好みのタイプでした。

斜め向かいに「カズノリイケダ」のお店がありますが、ある意味、対局にある存在。昭和レトロを感じたい時、是非「喫茶 エルベ」に寄って見てください。

 

「喫茶エルベ」のHPは  kissa-elbe.com

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仙台城下町”辻標”八十八か所巡り⑪ 五橋・土樋・米ケ袋界隈を巡りました。

2023年09月24日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

今一番の仙台のホットスポットは、ここ五橋界隈ではないでしょうか。東北学院大学泉キャンパス、多賀城キャンパスが五橋に移転、土樋キャンパスと五橋キャンパスを行き来きする学生で、横断歩道は一杯、それに伴い車の信号待ちで渋滞気味です。

29番「清水小路(しずこうじ)/田町(たまち)」

北目町(JR東日本東北支社)付近から田町荒町付近まで清水小路と呼んでいました。※仙台弁で清水(しみず)を「シズ」もしくは「スズ」と発音することから”しずこうじ”と呼ばれた。幅広い道の中央の堀を湧水が流れ、両側に上級武士の屋敷がありました。

田町は、上染師町から荒町に至る古道で、開府前から家が並んでいました。江戸に向かう奥州街道として、かつては、田んぼだった場所を埋め立てて町割り整備されました。

東北学院大学五橋キャンパス方面をのぞみます。

 

15番「五橋通り(いつつばしどおり)/上染師町(かみそめしまち)」

五橋通は、西は上染師町から東は連坊小路の西入口までの呼称。清水小路との十字路には、明治初頭まで大小五つの石橋があったので、五橋となりました。

上染師町は、その名の通り染師の居住地域だったことによります。絹織物を扱い、藩主ならびに諸士の御用を務めました。

75番「桜小路(さくらこうじ)/七軒丁(しちけんちょう)」

桜小路は、東北大学の敷地内にかつてあった南北の小路。元禄のころ、この通りのまわりに馬場が新設され、周囲に桜が植えられていたので、この名がついたといわれています。

七軒丁は、上染師町から片平丁に至る東西の通りで、北側に四軒、南側に三軒武家屋敷が並んでいたので、この名が付いたといわれています。

26番「米ケ袋(こめがふくろ)/鹿子清水通(かのこしみずどおり)」

片平丁に面し東北大学の西側、広瀬川に至る川に向かって緩やかに傾斜する一帯を「米ケ袋」と呼ばれています。片平丁を口に見たてると、三方を広瀬川に囲まれた袋地帯です。

藩政時代は、エリアの大半が、鷹匠などが居住する屋敷でした。緑濃い木々が今も残る仙台を代表するお屋敷街ですね。

辻標がある場所から広瀬川の徒渉場に至る坂道が、鹿子清水通です。鹿にまつわる伝説をもつ鹿子清水という湧水が由縁です。

下りきった先に、「縛り地蔵」がたっています。

 

地蔵の由来は諸説あるようですが、願をかける時に、縄でしばるそうで、ぐるぐる巻きにされていました。

広瀬川に出ると、向山方面の断崖絶壁が目の前です。

川沿いに御霊屋橋付近までウオーキングするのも気持ちがいいものです。そろそろ芋煮会シーズンですね。

 

参考資料

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」 著者 古田義弘 発行所 本の森

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泉ヶ岳の麓「逗や坊」は、野菜中心の自然派レストランでした。

2023年09月23日 | 一推しグルメ

 

自然派レストラン「逗や坊」は、泉ヶ岳への登り口、国道457号線と交差してすぐ左側にあります。

平屋のおしゃれな建物です。以前は地下鉄泉中央駅そばにお店を構えられていましたが、数年前にこちらに移転、”自然派レストラン”としてオープンされました。

野菜と豆料理中心で、工夫を凝らした手作り料理でリピーター続出です。

テーブル席が5つ、カウンター席は2つ、スペースに余裕があり、ゆったり感があります。

平屋ですが、天窓やサイド窓があって明るく解放感がある空間です。

柔らかな日差しが解放感を演出しています。

あえて客席ではないソファが置かれています。

豆腐とひじき入り鶏つくねハンバーグです。旬の野菜を使ってボリューム満点ですが、健康を気づかっている方にはうってつけかもしれません。

味噌だれ豚ヒレカツ丼です。こちらのお味噌汁ですが、あまりに具沢山でこれ一品だけでも、「逗や坊」さんに来たかいがありました。※実は、エビフライ丼もリピート率が高そうです。

デザート・珈琲です。

周囲の田んぼは、黄色に色づいて、まもなく稲刈りですね。秋が深まれば、また違った食材を使ったお料理もあるでしょう。また、近々お邪魔したいですね。

 

「逗や坊」のHPは、逗や坊 - 長閑な風景にあるカフェ (gorp.jp)

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