96歳の義母と共に、北上川河口の「北上川テラス 七間倉」でランチしましたが、時間の関係で仙台に一旦戻り、別日にあらためて「震災遺構大川小学校」と道の駅「硯上の里おがつ」など旧雄勝町周辺にやってきました
「北上川テラス 七間倉」のブログは
大川小学校にやってきたのは、何年ぶりでしょうか、駐車場には、県内よりも県外ナンバーの車が多いです
数年前に学校内の敷地が整備され、内部まで入れるようになりました
「大川震災伝承館」も作られ、様々な展示と資料により、多くの見学者にあらためてここでの出来事への理解が深まるようになったと思います。夏休みに入り、県外からの高校生の団体が入っていましたが、熱心に震災直後の新聞などを見ています、次代の人々に少しでも理解が深まりますように・・。
震災前と震災後の比較写真です、新北上大橋のたもとに旧大川小学校がありました
長面浦周辺の写真ですが、「北上川テラス 七間倉」訪問のブログで紹介した旅館は、白い砂浜の近くにありましたが、震災後、建物はおろか、地面がすっかり海面下になっています
旧校舎にあった木製の木組みの校歌の額も再生され、玄関正面に掛けられています
大川震災伝承館を出て山側を見れば、よりリアルに津波を実感できるように、展望台が設置されました、右手コンクリートの壁の上、津波到達地点の白い表示板があります
左手からやや急峻な道を登ると、小学校の全景、奥に北上川が見えてきます
左手下の白い表示板が津波到達地点です、何故、子供たちを山に登らせなかったのか、ずっと論議されていました、この高台にくると、いろいろな考えが浮かんできます、是非みなさんも機会があれば、この展望台に登ってみてください・・・。
震災遺構大川小学校を後にし、釜谷峠を越えて旧雄勝町方面に向かいます。下ったその先の十字路で、左手が道の駅「硯上の里おがつ」へ、右手に向うと山の奥、「雄勝FORESTキャンプ場」があります、以前は雄勝町森林公園として、町民の憩いの場でした。
マップも森林公園当時のままです
海辺の町の印象が深い旧雄勝町ですが、一旦山に入ると緑濃い木々に囲まれ、心地よい芝生のキャンプスペースがお出迎えです
ここにきた理由のひとつがキャンプ場が飼っているニホンジカを見ることです、なぜキャンプ場がシカを飼っているのか不明ですが、キャンパーによると、野生のシカも多く見かけるというので、それだけ生息しているということになりますね
大雨のあとだったので、今日は、キャンプする人はいませんでしたが、キャンプ場と森との境がないので、不意にシカが現れてもおかしくありません
コテージ棟です
とても静かなキャンプ場ですので、厳しい暑さの中でも十分楽しめるでしょうが、シニアには秋の紅葉の季節、海の幸、山の幸をBBQでいただくのが最高と、勝手に思っています
女川を抜けて帰りましたが、ちょうど「おながわみなと祭」の終盤でした
海辺の町々では、これから各地で祭や花火大会が開催されますので是非チェックですね