平昌五輪公式HPに最初に掲載された世界地図
上の地図を覚えている方も多いと思う。平昌五輪2018の公式HPに掲載された「日本が存在しない世界地図」である。日本政府からの正式な抗議に対し、平昌の組織委員会が「単純ミス」などとうそぶきながら差し替えたが、ネット上では他の国の人々の間でも韓国のあまりの稚拙さに呆れる声が上がっていた。
これが「単純ミス」であろうはずがないことは日韓双方で十分すぎるくらいわかっていて、彼らのいつも通りの低劣な嫌がらせの一種ではあるが、五輪のホスト国としてあるまじきホスピタリティの欠如もさることながら、開会式を欠席する首脳が多い中で安倍総理が礼を尽くして訪れたこととも対照的であった。
日本に対して常に世界一非礼な国が韓国という隣国なのである。
5月31日~6月2日の日程でシンガポールで開催されている「シャングリラ会合」(注)ではレーダー照射事件後では初めて「非公式」という位置づけの日韓防衛相会談が開かれたらしいが、韓国側は相変わらず主張を変えず全くの平行線だったらしい。
今月28日~29日に大阪で開催される2019年G20サミットでは、37の国や機関が参加して経済分野を主要議題に話合われるそうなのだが、ホスト国である日本の安倍総理のスケジュールは分刻みで、優先順位を決めて個々の会談を行う予定となっている。
先月の自民党外交部会会議では日本側からの再三の要求にも関わらず「徴用工裁判」で国家として責任ある対応をまともにしない韓国とはG20では首脳会談をしてはならないという意見が出て、中曽根弘文元外相などからも「日本は韓国に無視されている。G20サミットで文在寅大統領がお見えになるのだろうが、毅然とした対応をとってほしい」と注文されたそうだ。
韓国のような稚拙な国と同じレベルに落ちるべきではないとはいえ、シャングリラの岩屋防衛相などはいい面の皮で、文韓国政府とは話し合って得られるものがないという自明のことを改めて確認したに過ぎない。会って会議をしても無駄な相手と会ったのはあくまでも日米韓の安保協力を促す米国の手前ということかもしれないが。
韓国から1泊3日のスケジュールで4月にホワイトハウスを訪問した文氏に対してトランプ大統領は通訳の時間を入れてわずか2分しか会わなかったというのは正に顕著な例で、「無責任政府」として既に見切りをつけた相手首脳とは話すだけ時間の無駄であるというのが米国の「プラグマティズム」でもあろうし、むしろ相手にこちらの立場を明確にするためのわかり易いやり方だと思う。
在任中日本を批判し続けていた朴槿恵前大統領ですら韓国最高裁の「徴用工裁判」は「国の恥さらし」だと自覚し、判決を先延ばしさせていたのだそうだ。
韓国国民の間でも政府のHP上の国民請願で「文大統領弾劾請願」が20万件以上に達し、文政府は「政府として機能していない」という不満が噴出し始めているようだ。
反日一辺倒でまともな政治判断や対応ができない相手に「相手の面子」を立てるために挨拶だけに近い首脳会談をしたところで、どこまでも韓国を甘やかし続けることにしかならず、そのような国を「日本は永久に許容し続ける」という誤った認識を助長することにしかならない。
日本に対し非礼で、成熟した一人前の国になれない隣国とはこのままではこの先も対等な二国間関係は築けず、そのような相手に貴重な時間を割いてまで会う意味がないという日本側の立場を韓国にわからせることの方こそが、むしろ正しい外交姿勢だと思う。
(注)「シャングリラ会合」
IISS(The International Institute for Strategic Studies)(英国国際戦略研究所) が主催する正式名称「IISSアジア安全保障会議」のことで、地域安全保障枠組の設立を目的として設置され、アジア太平洋地域の国防大臣などが多数参加する国際会議であり、地域の課題や防衛協力などが話し合われるのだそうだ。2002年以降毎年シンガポールのシャングリラホテルで5月末から6月の頭に開催。
2019年の会合は5月31日~6月2日で、日本、米国、中国、韓国、英国、豪州、シンガポール、ベトナム、マレーシア、フィリピンなど31か国が参加。主な議題は、短距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮への対応、中国による南シナ海の軍事拠点化問題に関して。注目点は8年ぶりに中国国防相が参加していることで、米国から出席のシャナハン国防長官代行と中国の魏鳳和国務委員兼国防相との会談で軍事面の衝突回避に向けて歩み寄れるのか注目されている。
引用:
つまりは、政権の基盤がしっかりしていないためなのです。
やはり意味のある会談にはならず、ただ「挨拶程度」の中身になってしまいそうですね
「日本に対して常に世界一非礼な国が韓国という隣国なのである。」
全く同感です。
防衛大臣との会合でレーダー照射事件に、ただほおっかむりしていて「未来志向」でしょうか。
韓国政府高官が口をそろえて「未来志向」でいきたいと言うのですから、今後こういうケースへの対策を講じる協議をすべきですが、何もしないので「未来志向」は口ばかりのウソです。
文政権に「未来志向」で協議する気がないので、いま安倍首相が会う意味は全くないでしょう。
これに限らず文在寅は政権交代するまで責任を果たさず何もしませんよ。
それでアメリカ、中国、北朝鮮を始めどこの国も文在寅を見放していますね。
「積弊清算」などといって日本所縁のものを一切合切否定し、自国の歴史改変に余念がないくせに、「未来志向」などと何を言っているんだか、ですね。