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昭和の特撮の名作「仮面の忍者赤影」

2020-03-09 14:11:02 | 音楽・映画・アニメ
昭和のTV作品はアニメばかりでなく、「ウルトラマン」「仮面ライダー」シリーズ(注)など特撮ものが数多くあります。

映画では東宝の「ゴジラ」シリーズ(全29作品)が有名で、最近も2016年に庵野秀明監督で「シン・ゴジラ」がつくられました。

上に上げたものはシリーズとなって、昭和、平成、令和と現在も作られています。
シリーズとならなかった、昭和限定の特撮の名作も数多くありますが、その中で特に「忍者」が主人公という日本ならではの特撮ものがありました。


■「仮面の忍者赤影」という忍者の特撮作品
子供のころにTVでみていた昭和の特撮作品で記憶に残り異彩を放っている名作が、戦国時代の忍者と怪獣などを合体させた「仮面の忍者赤影」という作品。

原作は忍者物の大家・横山光輝の漫画で、制作は関西テレビ、東映京都テレビプロダクションとあります。

全52話が1967年4月5日~1968年3月27日まで関西テレビとフジテレビ系列で毎週水曜日19:00~19:30というゴールデンタイムで放送され、その後何度も再放送されました。昭和生まれの人なら1度は目にしたことがある作品だと思います。

主な登場人物は赤影(仮面の忍者、主人公)、白影(初老の忍者)、青影(少年忍者)という3人の忍者。

時は戦国時代で、木下藤吉郎、織田信長の命を受けた飛騨の3人の忍者達が、世の中を乱す怪忍獣使いの敵と戦うというストーリー。水の上を走ったり、巨大な大凧にのって空を舞ったり、巨大怪忍獣と戦うなど、躍動感あふれ特撮の面白さが存分に発揮された作品でした。

全4部シリーズ(おおまかな内容)
第1部:
琵琶湖の南に「金目教」という怪しい宗教が流行り、木下藤吉郎(豊臣秀吉)は天下平安を願い、飛騨の里の影一族に助けを求め、赤影、白影、青影の三人の忍者が駆けつける、というあらすじ。 金目教の教祖は甲賀幻妖斎(こうがげんようさい)、妖術使いの忍者が登場。

第2部:
「卍党とギヤマンの鐘」夕里彈正(ゆうぎりだんじょう)率いる卍党との戦い。空飛ぶ円盤が登場。因みに「卍 」のマークは「左まんじ」と呼ばれるもので地図の寺社のマークですが、ナチスのハーケンクロイツは「右まんじ(逆まんじ)」です。

第3部:
「根来(ねごろ)忍者との戦い」では織田信長の護衛に当たる赤影達を夕里彈正に雇われた根来忍者達が次々と襲い掛かる。 怪忍獣が登場。

第4部:
「飛騨の国影一族に伝わる黄金の仮面」魔風雷丸(まふういかづちまる)との戦い

このシリーズを現在ではさすがにTVでみることはなくなりましたが、3人の忍者も敵や怪忍獣も非常に個性的で、大変面白い作品なので惜しい気がします。


You Tubeで全4部のOP動画をみつけたので、貼っておきます。

(注)
「ウルトラマンシリーズ」
1966年から1969年まで、毎週日曜19:00 - 19:30に放送された、TBS制作の「ウルトラQ」など「空想特撮シリーズ」から派生し、以後50年以上にわたって継続している円谷プロダクション制作のシリーズ。
50年に渡って作られ、2013年に「最も派生テレビシリーズが作られた テレビ番組」としてギネス世界記録に認定され、2015年にその記録を更新しているそうです。

「仮面ライダーシリーズ」
1971年より開始された石ノ森章太郎原作・東映制作による特撮テレビドラマシリーズ。シリーズ第1作目は仮面ライダーである「本郷猛猛(ほんごうたけし)」役の俳優の藤岡弘さんが撮影中に大けがをしたため、第2シリーズで本郷猛はヨーロッパに転戦したという設定で、仮面ライダー2号が登場。その後、「仮面ライダーV3」・・と昭和、平成を通して作られ、最新作は2019年放送開始の「仮面ライダーゼロワン」で、令和仮面ライダー(令和ライダー)と呼ばれている、とあります。

引用元:







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