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私が弁護士となって最初に引き受けたのは、無償の裁判であった。その後、毎年3分の1の精力は、貧しい人々のため無償の裁判へと注いだ。7年来、この点は常に一貫していた。北京に入り、いくらか蓄えが出来、食べることへの心配もなくなってからは、私はより多くの力を「比較的大きく広い領域」へと傾け始めた。つまり、社会的集団における不公平、および制度上における不公平に向けてである。
弁護士が案件を処理する場合、直接追求するのは当事者の合法的な権益である。この点に疑いの余地はない。だが、どの案件においても、社会的モラルの価値がより広く認められ、より大きな関心を集めてほしい、と私は願う。すなわち、私たちはもう個別案件の利益という枠を超えたといえよう。
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