東海第二発電所の高さ14メートル以上の防潮堤(原電提供)
日本原子力発電の東海第二発電所(茨城県東海村、東海第二)の安全対策工事を23年末に取材した。大規模工事によって、発電所の安全が高まっている。1月の能登半島地震では、北陸電力志賀原発について、何も起きていないのに「危険だ」と訴える声が挙がった。原子力やエネルギー問題について、一部の人のリスク感覚がおかしくなっているのではないかと疑問に思ってしまうような出来事だ。工事の進捗とその影響について詳述し、リスクと日常生活との関連性を掘り下げたい。
- リスク感覚のずれ
- まるで城塞のような巨大防潮堤
- 巨額の対策投資 安全性は大幅向上へ
- 避難計画が課題に-求められる現実的な想定
- 原子力事故の確率は「1億年に1回」
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