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ヒマラヤ山脈は古来、修煉者が多く集まる場所であり、人々は質素な生活を送り、歌や踊りを楽しむと同時に、佛法を崇拝していました。その中で、ミラレパ(密勒日巴)という修煉する者がいました。佛、菩薩たちは多生曠劫(たしょうこうごう:繰り返し輪廻する長い時間)の修煉によって成就するものですが、ミラレパは一生の中でこれらの佛、菩薩と同等の功徳を成就し、後にチベット密教の始祖となりました。
(ミラレパ佛の修煉物語(八)に続く)
さらに1年が過ぎ、すべての着物が本当に破れ果ててしまい、伯母が田を売った際にくれた皮の上着も死んだ動物の皮のようになってしまいました。このいくつかの物を縫い合わせて座布団を作ろうと思いましたが、人の命は無常であり、もしかしたら今夜にも死ぬかもしれないので、もう少し座禅の修行に集中しようと考えました。
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