ヒマラヤ山脈は古来、修煉する者が多く集まる場所であり、人々は質素な生活を送り、歌や踊りを楽しむと同時に、佛法を崇拝していました。その中で、ミラレパ(密勒日巴)という修煉者がいました。佛、菩薩たちは多生曠劫(たしょうこうごう:繰り返し輪廻する長い時間)の修煉によって成就するものですが、ミラレパは一生の中でこれらの佛、菩薩と同等の功徳を成就し、後にチベット密教の始祖となりました。
(ミラレパ佛の修煉物語(六)に続く)
レチュンパ(ミラレパの弟子)は密勒日巴(ミラレパ)尊者に再び尋ねました。「上師様は、馬爾巴(マルパ:ミラレパの師)上師の指示に従って何年も滞在したのですか?」
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