前回: 第1話:人間の本質とは【子どもが人格者に育つ教え「三字経」】
『三字経』は中国で最も有名な儒教の古典の一つであり、宋の時代の偉大な儒教家である王応麟氏が最初に書いたもので、当時は私塾(現在の小学校に相当)の教科書として用いられていました。『三字経』には、儒教の根本から文学、歴史、哲学、天文地理などの内容が凝縮されており、まさに中国伝統文化の縮図のようなものです。そのため、古代の人々は「経」書として崇めていました。「経」とは不変の道理を意味しており、古代の人々はそれを誰もが見習うべき典範と考えていたのです。
一句三文字と読みやすく、簡潔な詞で書かれている『三字経』は非常に趣があり、それを学ぶことは中国の伝統的な学問の扉を開くことに等しく、人を正しい方向に導き、大志を抱かせることができます。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます