2023年12月4日、上海市内の交差点で交通警察が市民にナイフで刺される事件が起きた。事件関連の投稿のコメント欄が「グッドボタン」で埋め尽くされ、「一面の歓声」が広がる事態となっている。イメージ画像、上海の交通警察。2019年7月30日撮影。(Greg Baker/AFP via Getty Images)
上海市内の交差点で今月4日、ある交通警察が「市民によってナイフで刺された」とする動画がSNSに投稿されて注目を集めた。
中国メディア「縦覧新聞」によると、「この件については、公安当局が処理中だ」という。
本来ならば「人が刺される」のは間違いなく凶悪事件であり、肯定されるべきものではない。しかし、今回の「被害者」が交通警察であるためか、関連動画のコメント欄はグッドボタンで埋め尽くされ「一面の歓声」が広がっている。
上海に限らず中国全土において、交通事故から市民を守る「正義の味方」であるはずの交通警察が、もはや「市民の敵」となり下がっていることは周知の事実である。
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