ジュネーブにあるWHO本部 (FABRICE COFFRINI/AFP via Getty Images)
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は1日に報告書を発表し、2050年に新たにがんと診断される患者数は、2022年に比べて77%増え、3500万人を超えると述べた。専門家らは新型コロナのワクチン接種や不特定多数との性行為なども、がん増加要因の可能性があるとしている。
IARCによれば、2022年には約2千万人が新たにがんと診断され、約970万人が命を落とした。そのうち肺がんが最も多く、女性の乳がん、大腸がん、前立腺がん、胃がんと続くとした。
2050年には世界の新規がん患者数が3500万人以上に達すると予測。増加が最も多いのは先進国で、2050年には2022年と比べて新規患者数が480万人増える可能性があるとしている。
「世界で急速に増加しているがんによる負担は、人口の高齢化と増加、危険因子への暴露の変化を反映しており、その一部は社会経済的発展に関連している。タバコ、アルコール、肥満はがん罹患率増加の主な要因であるほか、大気汚染も挙げられる」とした。
- 増加するがん罹患
- ワクチン接種後のがん発生率が急増
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