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米カ州のゼロカーボン政策…中国のコバルト支配強める コンゴで人権無視の採掘

2023-05-31 | 時事・ニュース

2022年10月12日、鉱山労働者はコルウェジ近くのシャバラ鉱山で働く様子。コンゴは世界のコバルトの72%を生産する (Photo by Junior KANNAH / AFP) (Photo by JUNIOR KANNAH/AFP via Getty Images)

 

SDGsは果たして世界の持続可能な発展に貢献したのか。

コンゴは充電器やEVに必須のコバルトを生産し、その供給量は75%に及ぶ。たえず労働環境の改善が叫ばれてきた鉱山事業だが、中国企業の参入で腐敗汚職が生まれ自体は悪化の一途を辿る。

コンゴの鉱夫の並ならぬ重労働を経て、テック機器が我々の手に届けられている。米国の実力派作家でカリフォルニア大学バークレー校公共政策講師シッダールタ・カラ氏の最新作『コバルトレッド』を引用しつつ、筆者はグリーン政策の推進に疑問を投げかける。

ーエポックタイムズ日本語編集部

 

カリフォルニア州政府は、2035年までに車両のゼロカーボン化を義務づけようとしている。先だって、コバルトの市場を確保すべきだったのではないだろうか。そうしなければ、主な受益者はバッテリーに不可欠な重要鉱物であるコバルトの市場を支配する中国になってしまう。

それが、米国の作家で公共政策講師シッダールタ・カラ氏の新刊『コバルトレッド:コンゴの血が我々の生活に力を与えてくれる方法』から導き出した結論である。この本には、世界のコバルトの75%がコンゴ民主共和国(DRC)で採掘されていること、このレッドゴールドを掘る鉱山労働者に対するおぞましい人権侵害があること、人権を無視しながら資源を搾取する中国がいることを詳しく説明している。

従来の炭素駆動エンジンは非常に単純だ。精製燃料(ガソリン、ディーゼル)をエンジン室に入れ火花を飛ばし、その後エネルギー出力を制御する。電気自動車(EV)ははるかに複雑であるため、1世紀前の自動車産業開始以来、その開発に取り組んできたのにもかかわらず、好奇心とゴルフカートを除いて、普及してこなかった。

バッテリーとコバルトに関する複雑な説明は、デザイン・ニュースの中で説明されている。基本的に、リチウムコバルト酸化物(Li-Co-O2)はカソード材料にとって非常に重要であり、これはLCOとも呼ばれている。

カラ氏は「コバルトレッド」では次のように説明している。

  • コンゴの人権
  • 共産主義中国の役割
  • カリフォルニアの偽善

【続きはこちら】

 

米カ州のゼロカーボン政策…中国のコバルト支配強める コンゴで人権無視の採掘

SDGsは果たして世界の持続可能な発展に貢献したのか。 コンゴは充電器やEVに必須のコバルトを生産し、その供給 […]

 

 


 

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