パンデミック条約をめぐっては、様々な懸念が提起されている。写真は 世界保健機関(WHO)のロゴ (Photo by FABRICE COFFRINI/AFP via Getty Images)
- ワクチン強制接種の恐怖
世界保健機関(WHO)がパンデミック協定と国際保健規則の改定を検討している。この改定の目的は、WHOの権限を強化することだ。例えば、新型コロナ(COVID19)のようなウィルスの感染拡大が再び起きた場合、世界各国の国民にワクチンの接種を義務化できるようにしようとしているのだ。
COVID19では、日本を含め世界各国でワクチンの接種が推奨されたが、強制ではなかった。仕事上の理由で接種を求められたケースはあったが、完全な義務化ではなかった。今回の改定の狙いは、これをより義務化に近づけることにあるのではないだろうか。
しかしCOVID19のワクチンには、多くの問題点があった。通常、ワクチンの開発には副作用の検証のために3年かかるが、COVID19の場合は3か月で認可された。
十分な副作用の検証がないまま接種が始まったため、接種後に体調不良を訴える事例が多発した。ワクチンを打って寝込むのでは、ワクチンの意義が問われかねない。
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