半世紀以上前の中国で行われていた「洗脳・宣伝教育」が、現代中国で繰り返されている。画像は「サイバー空間における運命共同体」に関する習近平のスピーチから始まる中国の小学校の数学テストのグラフ問題、2024年3月。(SNSより)
プロレタリア文化大革命(1966~76)は、数千万人の餓死者を出した大躍進政策の失敗により一線を退いていた毛沢東が、劉少奇からの権力奪還を企図して仕掛けた武力闘争であった。
その闘争の先兵となったのが「紅衛兵」と呼ばれ、また自らもそう名乗って狂信的なマオイストとなった10代の学生たちである。
「紅衛兵」の暴力や破壊行為は文革初期の頃にとくに激しく、クギのついた棍棒をふるって、自分の学校の教師を殴り殺すことが「革命的」であるとされた。それはまさに、殺人を称賛する狂気そのものであった。
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