この記事を読んでいる時点で、習近平は自分の側近を粛清している最中だ。実際、中国での粛清は40年ぶりに最も激しく行われている。一体何が起こっているのだろうか?
粛清については、出所によってさまざまな説明が考えられる。「規律違反」などの腐敗が公式の説明だが、中国の経済や社会は腐敗にまみれており、その中で軍や政治のエリート、さらには習近平自身もその恩恵を受けていることを考えると、この説明は理由というよりも、隠蔽のための言い訳に過ぎない。
さらに、習近平は低・中級の軍幹部をターゲットにしているわけではなく、中国の政治・軍事エリート、特に人民解放軍(PLA)海軍やPLAロケット軍のトップ層を標的にしている。
【続きはこちら】
【関連記事】
米当局が暴露 北京に戦時軍事指揮センターを建設中
北京で巨大な地下シェルターを建設中だ。アメリカの情報機関はこれを戦時中の司令部と見なし、中共指導者を爆弾や核兵器から防衛するための巨大な地下壕と考えている
習近平の権力基盤に動揺か 胡春華と王滬寧の異例な動きが示すもの
中共軍内部での粛清が続く中、習近平の権威が揺らいでいる。最近、胡春華と王滬寧の異例な行動が注目を集めているのは何を意味するのか。
中共が川を武器化? ダム建設にインドやバングラディッシュが反対
中共はチベット高原のヤルツァンポ川で1兆元をかけて大規模な水力発電プロジェクトを進めている。下流にあるインドやバングラディッシュは中共は水源を遮断したりしないか警戒し、反対している。専門家によると中国の電力供給は十分で、必要ないと述べている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます