法輪功学習者のパレード。迫害停止を求める横断幕を掲げている (Samira Bouaou/The Epoch Times)
国際人権デーに合わせて、6人の英国議員が現地の法輪大法学会に手紙を送り、20年以上にわたる中国共産党による法輪功迫害を非難する声明を発表した。
フィリップ・ハント上院議員は、「迫害は決して受け入れられるものではないと中国共産党に明確に示すよう、我が国政府および他国政府に引き続き働きかける」と述べた。
ジョナサン・エドワーズ下院議員は迫害に抗議し、法輪功学習者による20年以上の抵抗を支持する動議に署名したことを明らかにした。この動議は、迫害を非難するだけでなく、人権侵害に加担する者に対する渡航禁止や資産凍結などの制裁を検討するよう政府に促している。
法輪功(法輪大法とも)は1990年代、中国で始まった気功修煉法。共産党党員数を凌ぐほどの人気を誇り、政権維持への恐れを抱いた当時の党トップは1999年に活動を禁止した。以降、数多くの法輪功学習者が拘束され、拷問を受けるなど、深刻な人権侵害がいまなお続いている。
法輪功迫害について、英国は過去にも公式声明を発表している。首相官邸は今年4月、信仰を堅持し平和的に迫害停止を呼びかけていることについて「24年間にわたる努力を讃える」とする文書を同学会に送付した。
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