中国・武漢-6月7日高考試験を終えた受験生たち。(Photo by Getty Images)
2024年の中国では、6月7日に行われた全国統一大学入試、通称「高考」の出願者数が再び過去最高の1353万人に達した。これは前年よりも62万人増、そのうち413万人が浪人生だった。しかし、2024年の大学学部の入学者数は450万人にとどまる見込みだ。つまり、2024年に卒業する高校生のほぼ全員が大学に進学できない状況になる。失業率が上昇する中、中国の若者たちはどのような未来を模索すべきなのか。
中国では6月が「高考の季節」と呼ばれ、「高考」は中国の全国統一大学入学試験だ。受験生は統一試験を受け、点数が公開された後に基づいて志望校を選択する。十数年にわたる過酷な学習期間を経て、自分の将来を左右する一発勝負なので、中国人の人生の成否は「高考」で決まると言う。
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