米下院の政府監視・政府効率化推進小委員会のテイラー・グリーン委員長(共和党)と、共和党の委員らは21日の公聴会で、アメリカの対外援助が国益を損なっていると批判した。一方、民主党側は、政府効率化省(DOGE)のリーダーであるイーロン・マスク氏に議論の焦点を当てた。
アメリカの対外援助、特に米国際開発庁(USAID)を通じた支援が、アメリカの海外政策目標に寄与するのか、それとも妨げるのかについて、両党の立場の違いは、公聴会での両氏の冒頭陳述から鮮明になった。
グリーン氏は、「アメリカの納税者が負担した数千億ドルの援助金は、世界をより安全にしたのか? いいえ。世界をより安定させたのか? いいえ。国際社会におけるアメリカの評価を高めたのか? いいえ」と述べた。
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米国納税者の金がテロ組織に? 公聴会で証人が語る資金流出の実態
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