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中共の全人代会議で「台湾統一」に平和を言及せず、米台が対応を強化

2024-03-08 | 中国社会・政治

2024年3月5日、中共第十四屆全國人民代表大会(NPC)第二次會議は北京の大会堂で開幕された。中共総理の李強が開幕式で講話を発表した。(Lintao Zhang/Getty Images)

 

中国共産党(中共)が開催中の全国人民代表大会で、李強首相が台湾問題に触れた際、「和平統一」という言葉が削除された。それに対し、台湾軍は、年内に「海空の精密誘導弾射撃訓練」の頻度を増加させると述べ、これは敵情の変化に対応するためであると説明した。また、米陸軍の特殊作戦部隊「グリーンベレー」が今年から台湾に常駐し、金門島および澎湖島にある水陸両用偵察基地で台湾の特殊戦部隊の訓練を支援することとなった。

3月5日に行われた初の工作報告で李強氏は、台湾について「一つの中国の原則」を堅持し、「台湾独立」という分裂と外部からの干渉に断固反対すると述べた。

昨年の政府工作報告と比較すると、今年は、2022年に提起された外来干渉に対する反対を再確認し、両岸関係の平和的発展を推進する論述を保持しつつも、「和平統一進程」という去年用いられた表現を使わず、「和平」を削除して、「祖国統一の大業を推進する」と改めて述べた。報告では、両岸が血脈で繋がり、中華文化を共に発揚するなどの柔和な表現も使われなかった。

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中共の全人代会議で「台湾統一」に平和を言及せず、米台が対応を強化

  中国共産党(中共)が開催中の全国人民代表大会で、李強首相が台湾問題に触れた際、「和平統一」という […]

 

 


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